identity

おとといは、京都でコーチの勉強会。
きのうは、兵庫でキャンプの思い出会。

とってもハードな二日間でしたが、
気づきが、いっぱいありました。

キャンプ当日の葛藤などを知りたい方はこちら

昨日も絶好調のＡくん。
パック(グループ)の輪の中には入らず
パックの他のメンバーの誘いも無視し
ＧＣ(グループカウンセラー)やスタッフの声かけにも応じず
わが道を行く！

前回、キャンプで学んだので
今回はあまり動じませんでした。

彼には伝えたいことは伝える。
それ以外には
あまり深く考えていませんでした。

結果的にパック全体で気持ちよく関われたのか
というと、Ａくんのことに限って言えば
うまく、いったんじゃないかな。

パックのみんながＡくんのことを気にして
大丈夫やな！できるよな！とか、声をかけ、
結果的には、できなかったけれど
それでも、”一生懸命に関わってくれた”という
貴重な経験がその後のＡくんに
影響を与える気がしてならないのです。

本気で関わるおとな達が、
本気で関わる子ども達を育て
また、その子ども達が、
別の新しく仲間になった子ども達を育てている。

Ａくんは、きっと、今回のことで
何かをすぐに得ることはないと思います。

何ヶ月か後か、何年か後に何かに気づき
その時の関わりを逆の立場でできたり

大人になった時に
お互いを大切にする関わり方や
本気の大人の姿を思い出すことで、
また、何かに気づく。

言葉ではうまく伝わっていないと思うけど

私たち大人は今、ここにいる”子ども”に
関わっているけれど

実は、その”子どもの未来”に関わっているのだと
気づいた。

私たちパックのみんながお互いの
未来に影響しあっているのだ。

本気でそう感じ、
私はすごいところに足を踏み入れてしまったのだとも思った。

今まで、人に軽く
「生きる力を育てる為のキャンプにボランティアで関わってます。」
なんて口にしていたけれど

これって、いい加減な気持ちではできないことだって思った。

私も本気のおとなとして、
キャンプに関わるプロなんだって気持ちも必要だと感じた。

子どもの人生に関わっているのだもの
中途半端じゃ困るに決まってる！