年々ラスベガスに日系人が多く移住されて来て居る折、今年初めての試みとして第一回目の日本秋祭りと称して今日10月16日の午後12時半から3時半までの間、市内の公園で賑やかに開催されました。 初めての催しとして果たしてどの程度の日系人が興味を持って訪れて来るか気遣われていましたが、ご覧の通りでした。
数多くの異色豊かな若い子供連れ家族で思いの外賑やかに愉しんでいる姿が見られました。 初めての日系人達の集いに興味津々、主催側(?)のネバダ日米協会も色々な子供向けのゲームや競技などの用意に苦心されたご苦労が見受けられました。 この公園内では日頃主に野球場やその他のスポーツ用に使用されている広い敷地ですが、此れだけの人数が一度に駈け付けた為、思いの外駐車場が足りなくなっていました。
日本人の集いの場所と化せば、先ずは何と云ってもお馴染みの焼肉、バービキュー(BBQ)、焼きそば、お寿司、オムスビに飲料水などが期待されますが、この場所では焼肉の串焼きやバービキューを焼く煙がもうもうと一面に立ちこめ、空きっ腹の子供や大人達の待つ長い列で忽ち品切れと成ったようでした。 焼きそば、お寿司、オニギリなどは既に箱入りで一つ$1ドルで販売されていて好調でした。 結局3時間の間に長い列で待って手に入れた掻き集め弁当をこのような雰囲気の中で皆で食べ終える時間を楽しめた気持ちの良い午後でした。
私達は長年住んだロスアンゼルスからラスベガスに移住して引退生活に入り今年で7年目を迎えていますが、此れだけの人数の日本人を一箇所で見掛けて一緒に過ごしたのは初めての事で、一瞬の間ラスベガスに居る事さえ忘れていました。 来年の催しが楽しみです。
もう一つの集会の催しと云えば毎年8月に1日だけ昼間に行われる盆ダンスが有りますが、その催しは現地のハイスクールのジムで行われ其処に集まる人数の約3分の1はロスアンゼルスの仏教会のメンバー達が2,3台の大型バスで太鼓や踊り子達を引き連れて販売用の食べ物まで総てが用意されて行われるのです。
現時点でベガスに住む日系人の人口は定かでは有りませんが、今日の集いで初めて多くの日系人家族が暮らしている事を知り、上手く団結して計画されればせめてもっと賑やかな盆ダンスを催すことが実現出来るのではないかと
一人で思っています。