Hirokaz' Diary

Ondangwa Life in NAMIBIA

旅の記憶 その3

2008-01-23 17:53:34 | Weblog
 日帰り海外(ボツワナ)旅行を強行するために、前日から国境付近に泊まりました。そして、朝早く国境へ向かいました。ナミビアの出国手続きの事務所から、ボツワナ入国手続きの事務所は、大きな川をはさんでいるために、少し離れています。歩くしかないか…と困っていると、かっこいいサファリカーが登場しました。ツアーを申し込んだ会社が迎えに来てくれたのです。ラッキー!!
 そのままサファリツアーに出発しました。ボツワナで有名なチョベ国立公園を、車とボートでまわるという中身の濃いものでした。ナミビアの国立公園と違って、チョベは湿地帯なので、動物の種類が全然違っておもしろかったです。バッファロー、カバやワニなど、水場を好む動物もさることながら、シカの種類も豊富でした。ウォーターバク、レッド・リー、プクなど、見たこともないシカ類がいました。スプリングボックやオリックスはいませんでしたが、そのかわりクドゥとインパラがたくさんいました。
 午前中はサファリカー、午後はボートでの遊覧でした。ボートでいろいろまわれるほど、無数の川が公園内を走り、それぞれが繋がっています。数え切れないほどのカバを見たのは初めてでしたし、水鳥たちもたくさんいました。野鳥の種類がわかる人には最高におもしろいところかもしれません。飛行機で空から見た人の話では、無数の川が神経細胞のようにはりめぐらされているみたい、だそうです。
 いつの間にか、午後4時をまわっていました。再び車に乗り換え、国道を走って、国境までもどりました。その道沿いで、ゾウの大群に出くわしました。ナミビアのゾウと比べると、黒くて小さくて、種類が違うけど、ものすごい数のゾウが道路を横切っていきました。あまりにすごくて、言葉を失うほどの感動がありました。

旅の記憶 その2

2008-01-23 17:49:35 | Weblog
 ちょうどクリスマスのとき、東端の町カティマムリロに行きました。ずっと移動で来たので、早めにロッジにチェックインして、夕食までのんびり過ごすことにしました。そして、夕方、衝撃の展開が…。「今日はコックがお休みを取ったから、夕食はありません」って、おい!これがこちらのクリスマスです。日本でいうクリスマスディナーなどもっての外。クリスマスディナーは家でお祈りしながら家族でいただくものです。コックも家に帰っちゃうほどの記念日。それがクリスマスなのです。困っている私たちを見て、オーナーが「もう1軒のロッジのレストランはやってるそうだから、そこに連れて行ってあげよう」と声をかけてくれました。しかし、このオーナー、手広い…。
 本場ではクリスマスはホントに大事な行事なんだね。キリストの生誕を祝うこの日は、当然祝日だし、1年の中でも特別な記念日なのです。定休日なしの営業を誇るスーパーも、この日だけは休業でしたから。いや~、それにしても、ものすごいところに建っているロッジでした。川縁の、しかも部屋が水上に浮いている設計なのです。写真はザンベジ川に沈む夕日を背景に撮ったものです。