Hirokaz' Diary

Ondangwa Life in NAMIBIA

40kmのお買い物♪

2008-02-24 16:27:30 | Weblog
 久しぶりにオシャカティに行きました。たぶん3ヵ月ぶり?相当行ってないんだなぁ。目的はお肉。最近、肉の値段が急騰していて、近場のスーパーではキロN$45(約770円)もします。日本に比べれば安いんだけどね。40kmも離れているけど、オシャカティにあるドイツ系スーパー「ウーマンズ・ブロック」ではなんとキロN$25(約430円)!この店はいつもお肉が安くて有名です。いや~、やっぱりナミビアと言ったら「肉」でしょ。
 買ったお肉は、ブルワース(手作りソーセージ)とゲームミートのミンチ(たぶん、オリックスかクドゥ)です。ゲーム肉の味をいちばん感じる食べ方、しかもミンチ…思いついたのはハンバーグでした。早速、作って、冷凍しました。ビーフ系のソースで解凍しながら煮込むと、ものすごくジューシーでおいしくなります。いや~、楽しみです。
 写真はブルワースです。このように手作りっぽい巨大なソーセージです。見た目は悪いけど、めっちゃおいしい!!そして、安いっ!!

授業風景

2008-02-24 16:24:03 | Weblog
 ただいま「授業訪問」というのが行われています。各教科主任の先生が、その担当教科の先生の授業を、日時を決めて、見に来るのです。ちょっとした指導案をつくって、その日を迎えます。まるで日本みたいです。いや、日本を超えているものがあります。「授業評価表」です。項目がものすごく細かくて、見るだけでイヤになります。英語だからか…?授業内容や準備、教師のふるまいを分析し、それを評価するのですが、主任の先生もたいへんですね。
 今日はいよいよ私の番でした。12C(高3)の物理化学。単元は「光」。2時間つづきの授業だったので、ガラスの屈折率を求める実験を、理科室で行いました。簡単に前時の復習をして、今日の授業の目標と活動を紹介して、実験の説明に入りました。実験が始まると、私はとても忙しくなります。各班をまわって指導や支援に徹するからです。
 写真は同僚の隊員が撮ってくれたビデオからのカットです。生徒の生き生きとした活動のようすが記録に残りました。実験後の確認や考察の段階で、ちょっと私がしゃべりすぎてしまったことも記録に残ってしまいましたが…。とにかく、これは記念になりますね。
 フィードバックといいますが、放課後に反省会(個人面接)がありました。質問がいくつかあって、最後に「これに目を通して、サインしてね」って、こんなに今すぐ読めないって。ざっと目を通すと、いいことしか書いてありませんでした。やはり、プラス思考の国民性です。こちらとしては、なんかアドバイスがほしいんですけど…。
 そうそう、理科室、リニューアルしました!

座学と運動

2008-02-24 16:17:54 | Weblog
 ほぼ全員の先生方が特別活動の時間を担当しています。というか持たされています。時間数の調整のために、今年は最初から教科を決めて、(私が)割り振りました。もちろん、事前にどの教科を持ちたいか希望をとりました。特別活動は「宗教と道徳」「体育」「生活」「情報」「美術」の5教科です。いちばん人気は何といっても「体育」です。どの先生も「体育」を持ちたいのです。やりたいのではなく、やらせるのが簡単だから(と考えているから)です。ボールと場所を適当に与えておけば、あとは勝手に子どもが動きます。特別な準備も必要ありません。本当の体育の先生が見たら、怒られちゃいますね。でも、この国には体育の先生は存在しません。
 体育のシラバスにはサッカー、バスケ、バレー、陸上、水泳など、いろいろな種目が記載されています。私の学校でできるのは、サッカーとバレー、陸上くらいかな。何でナミビアのシラバスに「水泳」が書かれているのか不思議です。お金持ちが行く私立の学校か、海沿いの学校しかできませんね。
 今日は、体育の授業のようすをちょっとのぞいてみました。子どもたちはとても楽しそうに活動していました。体を動かすのは基本的に楽しいことなんだ、という気持ちがひしひしと伝わってきました。種目はサッカーでしたが、女の子たちも大はしゃぎしていました。たまたま見に行ったこのクラスは、私も物理化学を担当していますが、子どもたちの違った一面が見られてよかったです。座学と運動、このバランスが大切ですね。

年間降水量300mm?

2008-02-24 16:08:34 | Weblog
 ナミビアの年間平均降水量ですが、もう、とっくに超えているような気がします。私のところは被害が少なかったけど、床上浸水した隊員の家があるという話も聞きました。私の家の近くには川がありません。だから、氾濫する恐れのあるものがないんです。でも、町の至る所が浸水しています。なぜかというと、くぼ地に貯まった水のはけ口がないからです。町の排水整備が行き届いていないのです。というか、普段はそんな整備がいるほど降らないのです。とにかく、大きな水たまりがあちこちにいっぱいできて、雨が降り続くかぎり、それが大きくなる一方になり、ついには浸水する被害が出る…というものです。私の学校近くにあった大きな広場(子どもたちの遊び場になっていたところ)が、写真のように、立派な「池」になっていました。雨上がりに町を散歩したときに、撮ったものです。向こう岸に見えるのが、ウォータータワー(貯水タンク)です。あのように、一度高いところに貯めてから、全戸に配給しているので、停電すると、汲み上げるモーターが止まってしまいます、なので、その後、断水もひき起こるのです。最悪です…。