小さな出来事、大きな足跡

小さなことを積み重ねて気が付くと自分の型ができている。取るに足りない事にも意味はある。

同郷語り合い 

2018-06-05 01:26:53 | 日記
先週末、いつもの美容院に行った。美容師さんもずっと同じ人。アシスタントさんも大体いつも同じ人。私がプロ野球好きのせいか?野球の話ができるアシスタントさんがついてくれている。

神宮に行った話を聞いて貰わねば(^^♪とワクワクで行ったら、そういう時に限っていつもと違うアシスタントさんだった。新人さんなのかな、とても若くておとなしい女性。
一応おそるおそる野球見るか聞いてみる
「あ、野球ですか、私千葉出身なんですけど千葉に球場がありますよ」
と野球好きではなさそうな返答。やっぱり全然興味ない人だった。

しかし、私も実家は千葉、千葉のどこなのか聞いたらなんと実家の2つ隣の駅。一口に千葉県と言っても距離的に遠い場所だと同郷感全然なかったりするが、これはかなり近いぞ。

そこからは地元の話で大盛り上がり、世代も違うのに高校の話も大盛り上がり。高校時代について語ったのは久しぶりである。

たまに帰省してもあまり感慨がない故郷。電車の乗り継ぎが不便だったり、親に面倒なことをいわれ揉めたりと色々リアルな現実と向き合うからであろう。
しかしどうでしょう。思いもかけず同郷の人と会って故郷の話をすると、にわかに浮かぶ故郷の風景や思い出達が輝きだす。駅前にあるカラオケ屋だの、自動車教習所の前に大きな陸橋があったとか、それがどうしたの?くらいの話でもいちいち反応。そんなに楽しかったっけ?と思うくらい。

あれは何なんだろう。一人でふと思い出すと一抹の哀愁が混ざるので、遠くで思い出せば輝くとも言い切れない。あくまで思いがけない場所で誰かと話していることが前提かな…と

おかげで東京に居ながらにして故郷のふわりとした暖かさみたいのを満喫しまくった。これで毎回このアシスタントさんになって毎回故郷の話だとまた状況は違ってくるだろうが、
ここだけの話、なかなかそうはならない気がする。

このお店のアシスタントさんは皆ハキハキして機敏な子が多いのに彼女はワンテンポ
遅れる感じ。喋り方も動作もとてもゆっくりで大丈夫かなーと心配。
せっかく故郷を離れて出てきたのは幸せになるために他ならない。大変なことはいつもあるけれどできるだけ楽しみましょう。気が付くと第2の故郷、第3の故郷もあって充実してるなぁと言えるように。と願いつつ店を後にした。

ちなみに千葉の球場は千葉ロッテマリーンズの球場なのだが、未だこっそり応援してる私。
もうちょっと強くなってくれないかなー(≧◇≦)







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