ずしの海

ウィンドサーフィンと海辺の生活

西行戻しの松

2018-04-22 10:52:19 | 日記
西行戻しの松
という松が
松島にあります

念願叶って
昨日見てきました



なぜ
そう呼ばれて
いるのか気になり
ますよね



案内に書いてありました

要約すると

平安時代の風流人
西行はここへ
やってきて歌を詠みます



しかし地元の子供が
その場で西行よりも
素敵な歌を詠んでしまい



プライドが傷ついた
西行はこの地を
立ち去るといった

エピソードです



月にそふ
桂男(かつらおとこ)の
かよひ来て
すすきはらむは
誰が子なるらん

歌の意味
「桂男」とは月に住んでいる伝説上の美男子で
月で女性に添い寝しているはずの桂男が
この松島まで来てススキに子を産ませたのでしょう
あなたは誰の子ですか?

と西行さんは
地元の子供をからかいます



それに対して
子供はこう返します

雨もふり
霞もかかり
霧もふる
はらむすすきは
誰か子なるらん

意味は
「この松島には雨も降り、霞もかかり、霧も降ります。いろんな男がやってくるのですからススキの親がどこの男はわかりませんよ。」

驚いた西行さんは
子供に聞きます
「君は誰?」
子供は答えます
「ただの農民さ」



これはもう
およびでないと
西行さんはこの地を
去りますが

実は子供は
山の神の化身だった
という西行伝説です

なるほど〜
面白いなあ



松尾芭蕉が
松島に来る
ずっとずっと前の
お話しです
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