【2019.11.29】
私は少しだけだが、ギターを弾く。
「下手」である。
初めてギターを弾いたのは高校2年か3年の時だった。
あれから約40年経ったが、演奏可能なコードは数える程しかない。
A、Am、E、Em、C、D、Dm、G、B7・・・
一本の指で6本の弦を同時に押さえる「セーハ」が苦手だ。
「F」や「Bm」を押さえるとなると、2秒から3秒程かかる。
演奏中に「Bm」が登場すると、一端演奏を停止して2~3秒後に演奏再開となるのだからお話にならない。
「自分はギターに向いていない」と言うのが本音である。
先日、久しぶりに弦を張り替えた。
美しく光り輝く新しい弦をチューニングするときは楽しい。
かっこよく弾き語りができれば良いのだが、老化現象の為か高い声が出ない。
裏声もかすれてしまい、ニワトリが首を絞められたような歌声になる。
一杯やった後、「いつかは上手く弾きたい」と思いを馳せながら時々弾いている。