【2019.02.23】
探査機「はやぶさ2」が、3億4千万キロ離れた小惑星「りゅうぐう」に着陸した。
電波の速度(1秒間に地球を7周半)でも19分もかかる距離である。
3億4千万キロ彼方の、半径450mの小さな惑星の着陸地点に、半径3mの精度で着陸させた。
想像を絶する快挙である。
このミッションを支えた巨大なパラボラアンテナが、我が家から約20Kmの距離にある。
「JAXA 臼田宇宙観測所」である。
ここには直径64mの巨大なパラボラアンテナが有る。
はやぶさ2との交信の「地球側の窓口」として日々交信を続け、はやぶさ2から送られてくる電波の波長の変化から機体の動きを把握していたのだそうだ。
凄い!!
この場所にカミさんと出向いたのは午後2時過ぎだった。
10年ぶりの訪問である。
残雪のある細い道を走り、現地に接近すると突然巨大なアンテナが姿を現した。
<直径64mディッシュの上部>
<現地に到着>
外気温はマイナス2度で雪がちらついていた。
目の前にそびえる直径64mのパラボラアンテナの迫力に圧倒された。
到着直後、幸運な事にこのパラボラアンテナが方向を変え始めた。
こんなチャンスは二度と無いだろうと思い、慌ててスマホで動画を撮影した。
<方向を変えたパラボラアンテナ>
ご訪問された方に是非見て頂きたい動画です。
直径64mの巨大なアンテナが、「無限の宇宙の謎」を解明する為に、動く姿を。
はやぶさ2と交信するアンテナ