
毎日、1日もあっという間に終わってしまいます。何とか締め切りがある仕事を優先して、しかし何かかにかすることが多くて、兎に角しなければならない仕事、用事を小ノートやメモに書いて、終われば消していくという風です。
外に出ることが多いのも過密スケジュールになる要因です。しかし、私の仕事の場合、ビスネットの仕事だけではなく、行政の仕事、いろいろな役、情報収集なども大切な仕事。しばらくは、このような状況が続くでしょうが、何とか楽しくやっていこうと思っているところです。
このような中で、先日、福岡県教育委員会の委員長の代理で、14都道府県教育委員長会議が埼玉であったので、出席してきました。14都道府県とは、政令都市をかかえている都道府県をいい、毎年1回審議や情報交換の会議が開かれています。
私は、代理として2度目の参加で、なかなか緊張する会議です。まあしかし、お互いに県と政令市との関係や問題点や解決策などを話し合うという目的をもって開催はされていますが、毎年する必要があるのかどうかは、議題にも出ていましたが、多少疑問ではありました。
私にとっては、会議の後の懇親会での情報交換がなかなか興味深く、今回同テーブルになったのは、開催県の埼玉と東京都だったので、特に、東京都の方からは、5輪の話などは興味深く聞くことができました。
また、開催された場所は、埼玉でも埼玉新都心といわれる所で、ちょうど大宮と浦和の間に位置し、今後新都心として開発が予定されているということで、場所的にも興味深い所でした。
次の日、埼玉県からは、埼玉県の文化施設の見学が予定されていたのですが、帰る時間の関係で、我々福岡県3名は、別行動でなかなか行くことがない文部科学省見学に行くことにしました。
県の東京事務所の方の案内で、スムーズに短い時間の中、文科省の資料室、審議官との面談、そして、私が教育委員になってから、文科省から福岡県に来られていたキャリアの方2名との面談など大変充実した内容になりました。
何といっても興味深かったのは、政権が代わってこれから教育関係はどうなっていくのかという話。詳しく話せないのが残念ですが、まだまだ止まっていて、この先どうなるか分からないことも多く、しかし、私のお会いした3人のキャリアの方たちは、その中で今やらなくてはいけないことを一生懸命やっていらっしゃるという印象でした。特に文科省関係では、今の政局の方が、自分たちが考えていた教育の方向性に近いという話もありました。
最後に30何階かまで上がり、高い所から、国会議事堂、皇居、他の省庁が入っているビルなど、「あーこんな位置関係になっているのか。皇居はずいぶん緑が多いなー。総務省が入っているビルの上はヘリポートがあるのか」などなど初めて見る景色に興奮頻りでした。
大役でちょっと緊張する出張ではありましたが、なかなか経験できない貴重な2日間でした
