久留百合子の生活者視点

仕事、旅行、日常のちょっとしたことから得た情報、生活者として感じたことなどを綴ってみます。

信じたい、いい方向に行っていると・・・

2009-10-27 14:35:23 | Weblog
 昨日、鳩山総理の国会における所信表明演説が50何分かで歴代の総理の中で一番長かったと報じられていました。分かりやすく、自分の言葉で、日本の国をどのようにしたいか語られたということでした。
 政権が代わって、まだ分からないところは多々ありますが、以前に比べ、政治が国民に近づいた感じはします。これまでは、首相が代わっても政治の中身は変わらないし、日本がどんどん悪くなっていくような絶望感を感じていましたが、今は、まだ変えられるか、変われば日本も良くなるかもしれないというほんの少しですが、希望が見えてきたような気がします

 昨日は、福津市の出口調査に行ってきました。この調査は、4年ほど前、当時の市長より、福間と津屋崎が合併して、住民からサービス低下の声があがっているので、それを調査してもらえないかということでした。
 それでは、出口調査と電話応対調査をしましょう、という提案を出し、曜日を変えて3日間、市役所の出口に立って、市役所の用事をすませて出てこられた人に、それぞれ行かれた窓口の対応がどうであったか聞き取りしました。
 今回も4年前と比較する意味も含めて、市民の声を聞き取る出口調査をすることになったのです。やはり3日間しますので、まだ終わってはいないのですが、私が昨日聞き取りした感触は、総じて「以前より良くなったのでは」という声が多かったようです。以前は、市民の方も「役所ってこんなものだろう」的な諦めに近い感想が多かったような気がするのですが、これは、市民の側も変わってきたということでしょうか。

 今週の金、土、1日半かけて、福岡市では、「事業の仕分け」をします。私も2日とも関わっての大仕事です。
 日曜はこれも9時から17時ぐらいまでかかって、昨年に続いて2度目ですが、筑紫野市の職員採用の面接官をします。
 どちらも今まではやったことがなかった一般人の視点を行政に入れる、という、まずはそのことを私は評価しています
 これまででしたら、「素人に分かるはずがない」「素人が何を言うか」という姿勢だったのではないかと思うのです。が、行政も政治も変わってきて、「その素人の視点を入れよう」「意見を聞こう」という姿勢が見えてきたことに希望を感じさせるのかもしれません
 
 勿論、行政マン、政治家が皆そうだということではないでしょうが、しかしその気運が出てきたことは喜ばしいことです
 そして、国民、市民、皆が政治や地域のことに関心を持ち、皆で国を作っていこう、皆で地域を良くしていこうというようになれば、この国も捨てたものではないでしょう。まずは、どうぞどうぞ今の政権、がんばってくださいね。しっかり注目していきますので