「ずいぶんもの覚えも悪くなったな」などと思うことが多くなった昨年の秋、
偶然「DIY Adventures」(イルカさん)という動画サイトを見た。
第二種電気工事士を受験しますという内容。
この方のお話では、相当年配の方もまれに受けているらしい。
オームの法則という言葉だけは私も知っていたが、落ちて当然。
それでも後期高齢者の自分もやってみようと家族にも内緒でやおら参考書選びからおっぱじめた。
いざ始めてみると、受験用の工具や練習用物品の販売会社、受験者のための講習を行う業界各社、
(昨年度は年間156,000人以上が筆記試験を受験したそうだ、大きな市場にちがいない)
多くの一般の方々や専門講師、学生さんから本職の電工さんまで、
これらの方々の入念な試験問題解説、勉強の進め方、予想問題や裏技までネット上には受験のための情報が
溢れている、しかもどれもこれも懇切丁寧。
こんな世界もあったのかと電気に関する資格など全くの無知だった私にはやや驚きでした。
ずいぶん参考になりました。
5月29日 筆記試験
6月中旬 筆記試験合格発表
7月24日 技能試験
そして8月末 結果通知が届いた。
おかげさまで、合格することができました。
免状の交付申請は、10月1日まで待って提出します。
長らく紙片にビニールカバーだった免状が、その日受付分から運転免許証のようなプラスチックカードに変わるそうです。
(タイプが新でも旧でも、受験用に購入した特殊工具と同様、免状が必要になることも無いはずなのに)
今年も秋が深まる頃、またまた呟いているに違いない・・・「ずいぶんもの覚えが悪くなったなあ」・・・と