M.2 SSD を調べていくと、SATAとNVMeのタイプがあるようで、最近ではNVMeが主流、というか、SATA形式はSSDをノートパソコンに導入するために基板状のSSDを開発したのがそもそもらしい。その後シリアル通信のSATAより高速なPCIeの並列通信に対応したNVMeが登場し、現在ではこれが主流になっている。データ通信速度はSATAの5倍以上だそうである。ただしこれを使うには物理的なN.2ソケットがあり、またそのソケットがPCIeに対応していることが条件で、両者の互換性はない。
本題に戻って壊れたPCにはM.2 SSD SATA が使われており、当然NVMeは使えない。ただPCIeのソケットがあればアダプターで使えるようだが、空いたソケットがない、ということが分かって、今回は壊れたものと同じ M.2 SATA 256GB を購入した。
PCの復旧にはまずWindows11のインストールから、となるが、当初心配していたプロダクトIDの消失はマザーボードに書き込まれていたことが分かりホットした。インストール自体は MicroSoft のダウンロードサイトからダウンロードし、インストールUSBを作成するだけなので手順に従って行えば問題なく完了した。ただ15GB以上のUSBがなかったので購入。
データの消失だが、バックアップは時々別のPCと外付けHDDにとっていたので、2週間の間に作成したデータの消失だけにとどまった。やはり事故?はいつ起きるかわからないので保険はかけておくべき。
今回のことで改めて導入したのが CrystalDiskInfo、これはディスクの健康状態を調べて表示するもので、常日頃これで監視していれば今回のようなことは避けられたハズで、これからは用心深く使おうと思っている。