印象派を代表するフランスの画家、クロード・モネ [Claude Monet] が、ルーアン滞在時にその荘厳な姿に魅せられて、30点に及ぶ絵を描いたのが、このノートルダム大聖堂 [Cathédrale Notre-Dame] です。
(“ノートルダム” という名の付いた大聖堂は、世界各地のフランス語圏の都市に建てられています。)
モネは晩年に、大聖堂の向かいの家の2階のアトリエで、様々な季節や天候、時間によって変化する大聖堂のファサードを描き続け、それによってこの世に変わらないものなどないということを実証したかったのだそうです。
こちらは、ルーアンに行った日の前日、パリのオルセー美術館 [Musée d'Orsay] で鑑賞した、その連作のひとつです。
同じ角度から、大聖堂の写真を撮ってみました。
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