ウィーンのベルヴェデーレ宮殿 [Schloss Belvedere / Belvedere Palace] の庭園を守る、スフィンクスです。
上半身は女性で下半身は獅子、そして翼を付けたこのスフィンクスが、日本の神社・寺院の狛犬(こまいぬ)のように、対になって置かれていて、あちこちで庭園を守っています。
スフィンクスとは、神話に登場する獅子の身体と人間の顔を持った神聖な存在または怪物を意味し、漢字では “獅子女” と書くそうです。
ギリシア神話に登場するのが、獅子の身体に美しい人間の女性の顔と乳房のある胸、鷲の翼を持つ怪物とされています。
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