紺日わん倶楽部

日々の暮らしに彩りを

桃の節句

2022-03-03 | 茶の湯
🌸今日は上巳の節句
(桃の節句)


元々は女の子のお祭りではなく、起源は平安時代より以前で無病息災や厄除を願ったのが始まり。

まだまだコロナ禍中で感染者数は高止まりの状況ですが早く収束するのを願うばかりですね。







桃の花を愛でながら、
お昼は簡単にちらし寿司や雛はんぺんのお吸い物、菱餅蒲鉾で楽しみました。

お菓子は可愛らしい桃色のパッケージに誘われて🌸

源吉兆庵:花むらし

お茶碗は扇面雛
で薄茶一服。







お茶のお稽古では
釣り釜で旅箪笥を用いて初炭、濃茶、後炭、薄茶を一通りしました。
炉中に五徳がないので五徳蓋置の取り合わせ。
野点風にお花を供えて。

ゆらゆらと揺れる釜の風情がなんとも贅沢な時間に感じられます。

ウクライナ🇺🇦の皆様に心より安寧な日々が早く訪れます様にお祈り申し上げます。

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梅便りと一服。

2022-02-23 | 茶の湯
今日の一服と梅便り。








お干菓子は茶友のお手作り。

寒氷は梅と雪輪の型物でこの季節ならではの形のお干菓子。
煎餅は梅味噌餡でほんのり甘酸っぱくて美味しい。

薄茶碗も梅の絵で楽しみました。



本日は富士山(2月23日)の日との事ですので富士の絵の楽茶碗で濃茶を頂きました。





主菓子:つぼみ桜🌸。
中は黄味餡です。
森八製




昨日は久しぶりに縞の薄手の紬に袖を通して梅の帯を締めてお稽古へ。
極寒のこの時期は大炉など侘びの設えに沿う様にと少しくだけた織物着物に致しました。



お稽古場近くの梅の花ももうすぐ満開。

2月いっぱい続いた逆勝手や大炉のお点前もお稽古納め。

来月は釣り釜です♪
春はもうそこまでゆるりと近づいてます。


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極寒のお茶のお稽古 大炉他

2022-02-16 | 茶の湯
春の訪れが待ち遠しいですね。



末富さんのお干菓子も春の彩りです


筒茶椀の薄茶で一服。
高取 亀井味楽作



少し早めの桜餅🌸も美味しい♪

お稽古は引き続き


逆勝手 


向切り内流し
   外流し
大炉 濃茶
   薄茶
   初炭
   後炭
しぼり茶巾の扱い
逆勝手 茶碗荘
    茶灼荘

後炭

一昨日と昨日、中野サンプラザにてちょうど大炉の濃茶、後炭、薄茶の研究会があったので久しぶりに行ってきました。

オンラインで同時配信もされてるので会場の人数も少なくガラガラでした。

コロナ禍中にあつて、リアルとzoom配信はとてもありがたい取り組みです。

※筒茶碗は今はほとんど薄茶用とされてますが以前は濃茶もしていたとお話がありました
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寅年 初釜。

2022-01-10 | 茶の湯
社中の初釜が1月9日にありました。











源太さんの花びら餅。
とっても柔らかく本当に美味しいです。(予約限定販売)


干菓子:虎の落雁、結び紅白飴
鶴屋八幡製


毎年使ってる嶋台。
金、銀の箔がすっかり剥がれてしまいました。


お正月に華を添えてくれる
振り振り香合。


干支の扇子。お正月のお祝いに先生より頂きました。

お濃茶、薄茶を頂いた後は近くの明治記念館へ移動してお食事。


お正月飾りがとてもゴージャスで綺麗でした。





庭園からの写真。
まだ雪が残っていました。


今年も引き続きコロナ禍中のお稽古となります。

閑かに茶の湯に向かえることに感謝しながら精進したいと思います。


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銀杏並木と新嘗祭

2021-11-24 | 茶の湯

青山一丁目の銀杏並木もピークを迎え、写真撮影をする人でコロナ前の活気が戻ってきました。




絵画館より並木を撮影

近くにある絵画館

国立競技場にも観光客の方や周りをランニングする人など大変混みあってました。



銀杏並木を撮影する人で混雑してました。


昨日のお茶のお稽古にて
🌾11月23日 新嘗祭
宮中祭祀の一つ











お稽古場にも
茶室の床の間に稲穂や烏帽子香合の荘つけがなされてました。

ーーーーー
新嘗祭とは、その年の収穫に感謝して新穀を神様にお供えし、来年の豊穣を願う行事。
日本書紀にも登場するほど古くから行われてきた行事で、現在では全国各地の神社で11月23日に行われる。
本来は宮中の祭祀です。その内容は、天皇陛下が天照大御神(あまてらすおおみかみ)をはじめ八百万の神々にその年の新米をすすめ、めぐみに感謝し、自らも一緒にお召し上がりになる。
ーーーーー

お茶お稽古
2碗点シリーズ
※盆香合
※貴人清次濃茶
※茶通箱
※大円之草

お菓子:菊路(きくじ)
森八製

落ち着きを取り戻し、長い点前にも心静かにゆったりお稽古出来る事に感謝して。

(足や膝の痛みも堪えつつ💦)

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炉開き 

2021-11-06 | 茶の湯
11月に入ると茶の湯の世界ではこれまでの風炉から炉の季節に入ります。
先週から炉のお稽古🍁が始まりました。






落ち着きを取り戻しつつある日常。





着物を着てお点前出来る事に感謝して。
(マスクはまだ外せませんが)



お菓子:亥の子餅
鶴屋吉信製

菓子器:緋襷 

これから、半年間。
炉での茶の湯を味わい楽しみたいと思います♪
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名残りの月

2021-10-14 | 茶の湯
10月に入っても真夏日に届きそうな気温が続いてますね。

名残りの月


茶の湯では10月に入ると中置き(小板、大板、五行棚、長板一つ置きも含めて)という点前が慣わしですが、、、

温暖化現象で暦の上では秋でも、現実は真夏日や夏日が続く今日この頃。






お散歩道では実りの秋で、柿や紫式部の実がたわわに実ってました。

名残りのお花


宗全籠にたっぷりと花を活けて。

秋明菊、ホトトギス、
木槿、矢筈ススキ、水引など



お庭のホトトギスも満開です。

お菓子


竜田川(たつたがわ)

紅葉の名所。奈良県生駒郡に流れる川。

~ちはやふる 神世も聞かず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは~
(「古今集」より 在原業平)



梢の錦(こずえのにしき)
秋の深まり、すっかり色づいた木々の葉が梢を染めつくしている様子。

金沢:森八製
(和菓子の説明はホームページより掲載)

(お菓子は感染防止対策のためクリアケースに入れたまま撮影しました)

お稽古科目

先週に引き続き中置き

五行棚
※初炭、濃茶(長緒)、
※後炭、薄茶
※続き薄茶

大板
※濃茶、薄茶の茶碗荘

残り少ない風炉点前を味わいながらお稽古したいと思います。


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中秋の名月

2021-09-22 | 茶の湯
昨日は中秋の名月。

この日に満月🌕と重なるのは8年ぶりとか。



知り合いから送っていただきました。
50倍ズームで撮った写真です。


こちらは私がスマホで撮った写真です。雲間の月。あまり綺麗に撮れませんでした。💦





お軸にも「月」にちなんだ禅語


ススキ、秋明菊、オレンジ色のコスモス、藪蘭など籠にたっぷりと活けて。



お菓子
「柿」
東宮製

🌕今日のお稽古科目🌕

朝鮮風炉の初炭
茶箱 花
色紙点 拝見あり、なし
大円之草

これから奥伝をしみじみと味わう季節になってきました。

またお彼岸の日の入り。






お茶のお稽古場の近くの公園に彼岸花が咲いてました。

アゲハ蝶も🦋。

彼岸花
別名:曼珠沙華

花言葉は「あきらめ」「独立」。

色別の花言葉。
赤の彼岸花の花言葉は「情熱」。

コロナ禍で帰省もままならず。

地方にある実家のお墓参りはあと少しで行けるかな。

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お茶のお稽古再開

2021-09-06 | 茶の湯
9月に入って肌寒い日が続いてますね。

昨日、久しぶりにご近所でお茶会があったのでお着物着てお出掛けしました。







雨の心配もあったので着物は洗える単。
黄金色。
帯は萩や菊を織り込んだ綴れ入りの夏から初秋の2シーズン用の袋帯。
この時期に重宝する帯です。

自宅でも一服を点てお稽古。


こちらは盆略点前。






竹蒸し栗羊羹はほんのり竹の香りがしてとても美味しい。

お稽古場では、


【お軸】
(色紙)
「清風萬里秋」

【花】
木槿


(扇子)
「賓主互換」
鵬雲斎大宗匠


【お菓子】
被菊
森八製



こぼれ萩
森八製

※お稽古場では感染防止対策の為クリアケースに入れて銘々皿で提供しています。

お点前の科目は
茶箱 月点前、和敬点
四ケ伝 台天目、唐物、茶通箱

コロナ禍ですが少しずつ茶道を再開して心豊かな穏やかな時間を持てるといいなと思ってます。
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虹のうた緑茶

2021-07-22 | 茶の湯
虹のうた緑茶

  

色の変化を楽しむことができる、虹のようなフレーバーティー緑茶。

最初の色は
ブルー





レモンライム入れたらパープルに変わりました。
目でも楽しめますね♪



※自宅にレモンライムしかなかったのでライム入れましたが、レモン汁の方が合うかもしれません。次回はレモン🍋で。

暑い夏におすすめのさっぱりと爽快な味わいです。



おめざ(手作り)
桃🍑のパンナコッタ

日本茶専門店の茶釜



chagamaの「虹のうた」は
緑茶に、バタフライピーとレモングラスをブレンドされてます。


いよいよオリンピックもう開幕ですね。

観戦は自宅で静かに応援しようと思います。

おうち時間を楽しむ工夫しながら。
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「大正名器鑑」の世界  根津美術館

2021-07-11 | 茶の湯
今日4時過ぎ。



根津美術館
「大正名器鑑」の世界
茶入と茶碗
を観に行ってきました。


最終日。
展示室6の
梅雨時の茶
「Tea in the Rainy 
Season」
さながら、
着いた途端、土砂降りの雨。
雹霰の嵐。

まるで映画の1シーンの様でドラマチックでした。

ちなみに雹と霰の違いは大きさ。
直径が5ミリ以上の氷の粒を「雹(ひょう)」5ミリ以下のものを「霰(あられ)」。




5時過ぎにはすっかり雨も上がり、雨に打たれた竹が清々しい緑で、とても涼やかな風情でした♪

展示品は
重要文化財の
松屋肩付
丸壺茶入
鼠志野茶碗「山の端」
雨漏
や曜変天目
などなど
また書状もとても見応えがありました。


根津美術館のホームページより抜粋
ーーーーーーー
大正10年(1921)より刊行が始まった『大正名器鑑[たいしょうめいきかん]』(全9編11冊)。全9編11冊にも及ぶこの本では、875点もの茶入と茶碗(天目を含む)の名品が取り上げられ、それらの観賞の指針が明確に示されました。
ーーーーーーー
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七夕祭り

2021-07-06 | 茶の湯








【乞巧奠】
きっこうでん

糸や針の仕事を司る織女に対して、手芸や機織りなどの技巧上達を願う年中行事。

七夕飾り🎋
糸巻きに笹の葉と短冊
を飾って。




さらに書道や楽器などの上達を願うお祭り。

香合 黒柿 琴

飾り物の笙は明治神宮の記念品

昭和20年に空襲で本殿をはじめ多くの社殿が焼失しましたが、同33年に再建された時の記念の品だと伺いました。
菊の御紋もしっかり刻印がございました。

お稽古でも梶の葉を用いたお点前、葉蓋をはじめ流し点や名水点など季節の点前のお稽古。


お菓子:天の川
森八製



紅、白むくげ、金糸梅、藪茗荷


追伸
いよいよオリンピックもあと17日。









お稽古場の近くの国立競技場の周りの道は交通止めになり、信号機はカバーがかかってました。
警備員の人数も増え、テントの数もだんだん増えてきました。

いよいよオリンピック開催の足跡が間近に感じるこの頃です。
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水無月のお茶のお稽古

2021-06-10 | 茶の湯
水無月は水に因んだお道具を取り合わせする事が多くなりますね。




🌿棗は
水葵蒔絵棗【みずあおいまきえなつめ】

MOA美術館所蔵の「水葵蒔絵大棗」伝 尾形光琳作(江戸時代)を複製。
器の表面に、流水と六本の葵が散らされた棗。

※茶道のお稽古を始めた頃、熱海のMOA美術館で求めた物です。
金箔が随分落ち着いてきました。


🌿お菓子
【落とし文】
森八製

※お稽古の前にさっと撮ってますのでお皿にも盛らずご了承ください。


🌿お花
紫陽花、ぎぼうし、金糸梅、撫子など


🌿着物
角通し 単

※洗える着物で、暑さが気になるこの季節や雨の時など重宝します。

🌿帯
一重綴れ帯

※四ヶ伝や奥伝のお稽古には色無地や江戸小紋など少し改まって。

※お稽古終了後に撮影。
着物ヨレヨレ🤣。お見苦しくてごめんなさいまし。

🌿社中お点前
茶通箱
盆点
和巾点
貴人清次濃茶
盆香合
流し点
茶入壮

それぞれ違うお点前。
盛りだくさんでした。

〜*〜*〜*〜*〜*〜

余談



お稽古場の近くに国立競技場🏟があります。

6月8日から9月30日まで周辺の道路が規制されフェンスが張られてました。

いよいよオリンピックへ向け本格的に始動の様子。
開会まであと44日。
どうなることやら。
 
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おうちで嗜むお茶の時間

2021-06-04 | 茶の湯
今日は朝から雨
☂️☂️☂️。

ゆっくりお茶を点てて一服。




お菓子

【瀬音】(せおと)
 森八製

〜※〜※〜※〜※〜※

川の浅瀬を流れる水の音を聞きながら水辺に咲く黄菖蒲を見る季節の情景。

〜※〜※〜※〜※〜※
森八さんのHPのご紹介より

梅餡が優しいお味で薄茶にとても合います♪


お茶
伊藤園(認知機能の精度を高めるお抹茶)



抹茶碗
(抹茶碗というより小鉢の様な形)

唐津焼

中里花子作

@monohanako 

随分前に、うつわのギャラリーがある老舗旅館、唐津の洋々閣で求めたお茶碗。

洋々閣の旅館内に
唐津を代表する窯元のひとつ、隆太窯やmono HANAKOの常設ギャラリーがあります。

洋々閣
佐賀県唐津市東唐津2-4-40
0955-72-7181
http://www.yoyokaku.com/

隆太窯
佐賀県唐津市見借4333-1
0955-74-3503
http://www.ryutagama.com/

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炉から風炉の季節を楽しみに🌿

2021-04-30 | 茶の湯
緊急事態宣言発令で静かなゴールデンウィークを過ごしています。

明日からいよいよ5月。
鯉のぼりも風に吹かれてゆらゆらと。
心ないしか寂しそうな風情です。


茶の湯も今日(4月末)で炉が終わり明日から風炉に変わります。

炉最後のお稽古は大円之真の炭と大円之真のお点前でした。




点前は奥秘とされ公にすることは許されていないのでお道具組みのみお写真撮りました。

この時期はお花もとてもたくさん咲いて綺麗ですね。



お花は花筏も。
葉の中央につく花を、「筏に人が乗った姿」に見立てた名前。
夏は同じ場所に黒っぽい実をつける。



近所の柏の葉も色鮮やかに茂っています。





知り合いがネモフィラのお写真送ってくれました。

日立海浜公園。
ホームページによれば、

みはらしの丘のネモフィラは、現在「見頃(後半)」です。
ピークは過ぎましたが花数は多い状態で、5月2日頃までお楽しみいただける見込みです。



今年は開花が早かったそうですが、一面にブルーが鮮やかで、空の色と一体になってとっても綺麗ですね。

今日は柏餅で一服。

今年も遠出せず自宅の近くをココと一緒にお散歩しながら過ごします♪




少しお天気も崩れそうですので体調管理に気をつけてゴールデンウィークをお楽しみくださいね♪。
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