紺日わん倶楽部

日々の暮らしに彩りを

7月の研究会

2009-07-27 | 茶の湯
                         今年購入した御所籠
中野サンプラザでおこなわれました裏千家の研究会に行ってきました。
今回のご指導はs業躰。私も含め仲間内でもとても評判が良い業躰です。

今回の点前は千歳盆、茶箱付花月、雪、色紙点でした。夏に限ったお点前ではないけれど瓶掛けで出来るので7月8月辺りお稽古する機会が多く色々確認できとても有意義でした。

内容としては、基本の所作の意味、心構え、成り立ちなどのご説明や壇上でお点前する人の癖や注意して欲しい点など細かく見てご教授くださいました。
一箇所、箱の拝見の時、蓋を返す向きのところで、両手で扱う蓋物は(茶通箱、御所籠にしても)正客は次客(相客)の方に返し次客は正客の方にとのご説明でしたが今まで反対に習っておりました。正客は上座の方に返し次客以降は下座に返す。
色々見解があろうとは思いますが、お習いしているお稽古場のみならず、このような公の場で一つ一つ教えていただける、また確認できる場がありなによりです。

色紙点の壇上でお点前をご披露くださった方は相当な熟練者でお点前も落ち着き会話も難なくこなされ実に練れたすばらしいお点前でした。途中で会話が弾んだ折だと思うのですが、気働きでこすすぎのような所作で茶碗を温めておられましたが、習いにない気働きがややもすると受け手側が混同しかねないかなと思ってしまいました。茶の湯とは客によりその場の状況で変化するものとの心得はありますが、公に披露する立場といったことも鑑みて基本を旨とし。

最後に質問コーナーがありその一つに朝茶事の時の香合の出す位置についての質問でした。
丁度、先週お茶仲間で朝茶事をした時、この位置が不明でしたのでタイミング良かったです。(淡交社から出ている茶の湯実践講座の朝茶事のP48のところで客畳に香合を出してる写真がある)
結論は、釜の位置によって香合出す位置が貴人畳か客畳かになる。棚のある無しは関係がないとの事でした。釜と釻で中心を割る時は貴人畳、釜が中心まで来るときは客畳に置く。朝茶事では基本的に後炭が省略されるので風炉中拝見、水つぎの流れになるので最初釜の置く位置は中心になるのでしょうか。

真夏の暑い最中ではありますが、7月26日~28日まで終身、特別師範会員のみ

帛紗ばさみ作り

2009-07-14 | 茶の湯
青年部主催の帛紗ばさみ作りの講習会に参加しました。
場所は茶道会館で学生はじめ参加者は60~70名近くグループごとに別れ丁寧に指導していただきました。

使用する付属品や生地は事前に準備してあり、切って張り合わせる作業を習いながら進めるという手順です。
今回は限られた時間内でしたので接着は糊とボンドでおこないました。
二時間で帛紗ばさみ完成。多少の不備はご愛嬌。なんだか皆さん小学校の工作の時間を思わせるとても和やかな笑顔。

呈茶で薄茶一服いただき楽しいひと時をすごしました。