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台湾映画 「流麻溝十五号」 (りゅうまこうじゅうごごう)宝塚シネピピア9月27日(金)公開

2024-09-23 15:07:29 | 2024年関西公開作
(C)thuann Taiwan Film Corporation
 
宝塚シネピピア
9/27(金)から10/10(木)上映決定!
 
台湾映画
「流麻溝十五号」
(りゅうまこうじゅうごごう)
 
 
<あらすじ>
1953年、自由を口にするものは
政治犯としてすぐに捕まる時代。
政治的弾圧が続く中、
罪を課せられた者は思想改造および教育・更生のため
緑島に収監されていた。
連行された者たちは、名前ではなく番号に置き換えられ、
囚人として「新生訓導処」に監禁、
重労働を課せられる日々を余儀なくされた。
純粋な心を持つ、
絵を描くことが好きな高校生・余杏惠(ユー・シンホェイ)。
ひとりの子どもが生まれて間もなく投獄された正義感の強い、
看護師・嚴水霞(イェン・シュェイシア)。
妹を拷問から守るため自首して囚人となった
陳萍(チェン・ピン)。
次々と迫る不条理に対しても思考は止めず
台湾語、北京語、日本語など
あらゆる言語を駆使しながら
一日一日を生き延びようと過ごす人々。
時の為政者は何をしてきたのか。
考えることは罪なのか。
これまで閉ざされていた歴史に、また一つ光が射す。
 
 
<高橋裕之のシネマ感>
実在した複数の人物を3人の女性に
投影して描いたドラマということが
意味深い。
 
コジンマリシタ作品でなく
意外と大作的である。
 
内容が内容だけに
面白いというより良い作品。
 
主要人物が
高校生、モダンダンサー、看護師
の組み合わせも
多方向からの考えがあり良い。
 
台湾語、北京語、日本語など
さまざまな言語も飛び交う。
 
思想の自由がテーマです。
 
ここまで男性が
女性を支配しなくてもと思う。
 
主要人物
3人の女性は強い。
看護師・嚴水霞の台詞に
ハッとさせられるシーンも。
 
かなりの超大作だと感じた。
 
スクリーンで観るべき。
高校生・余 杏 惠役
ユー・シンホェイ 余佩真 が
古川琴音と被って見ていた。
 
 
 
(C)thuann Taiwan Film Corporation
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