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京都出町座
2024/11/22(金)〜11/28(木)
連日 18:10-(20:15終)
内山拓也監督作
「若き見知らぬ者たち」
2024年製作/119分/シネスコ/
日本・フランス・韓国・香港合作
<あらすじ>
風間彩人(磯村勇斗)は、
亡くなった父の借金を返済し、
難病を患う母、
麻美(霧島れいか)の介護をしながら、
昼は工事現場、
夜は両親が開いたカラオケバーで働いている。
彩人の弟・壮平(福山翔大)も同居し、同じく、
借金返済と介護を担いながら、
父の背を追って始めた総合格闘技の選手として
日々練習に明け暮れている。
息の詰まるような生活に蝕まれながらも、
彩人は恋人の日向(岸井ゆきの)との
小さな幸せを掴みたいと考えている。
しかし、
彩人の親友の大和(染谷将太)の結婚を祝う、
つつましくも幸せな宴会の夜、
彼らのささやかな日常は、
思いもよらない暴力によって奪われてしまう。
<高橋裕之のシネマ感>
カラオケバーで働く青年
総合格闘技に賭ける青年
病院に勤める女性
様々だけど生きていかないとね。
父親の借金、母親の介護
若き者たちには大変な状況だなあ、と。
若手からベテランまで
演技派俳優が多数出演
その演技を見ているだけでも
作品に惹き込まれる。
何か前半からずっしりくる。
その後、上映開始22分で
タイトルコール
そして子供の頃の回想に・・・?
いや・・・でした。
主人公たちの周りの人達の
人生観も伺うことが出来る。
観客の神経も逆撫ですることも。
処ところで過去の回想シーンで
現在の心境がわかったりする。
重厚さを感じるも良い映画。
少しつらいなあ~
「やめろ~」と叫びたくシーン
人生VS暴力の展開になっていく。
内山監督が急に大人の作品を作ったなあ。
終始、息をひそめて鑑賞すべきかも?
後半も更なる重みがずっしりと。
とある人物が腹立つ↑
撮り方と対比軸がうまい。
少し転調します。
終盤は総合格闘技映画に。
ここでも良いシーンが・・・
内山監督に拍手を送ります!
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