6月も最終週の日曜日。
ワタクシの実家の催し事がありまして、鬼怒川温泉に一泊旅行へ行って参りました。
催し事とは、両親が結婚50周年を迎えたと言う事で、俗い言う”金婚式”というヤツですね。
それを祝して、我々家族と両親、姉夫婦と父方の叔母も参加して、鬼怒川温泉でノンビリ祝おうと言う計画。
鬼怒川ってスキーに行く時にいつも通過するだけで、実はゆっくり寄る事ってあまり無かったな~と。
良い機会なので、鬼怒川を満喫して来ました。
自宅を出発し、東北自動車を宇都宮から日光宇都宮道路を走り、大沢ICで下りて杉並木道へ。
部分的に通行が出来ない箇所が有るみたいですが、今市に向かうにつれて杉並木通りへ合流。
時間的に丁度昼時と言う事もあり、途中にある蕎麦屋さんで昼食。
”純手打ちそば まつもと”さん。
・・・値段が安い様な。
とりあえず基本の”もりそば”と、大盛りの”大盛そば”をそれぞれ注文。
店内はお婆ちゃんが一人で切り盛りしておりました。
ソバを待つ間、キュウリの漬物が出て参りまして。
すでに半分いただいてから慌てて写真を撮ったのですが、お皿にビッシリ盛ってありました。
店内はこじんまりとしていて、情報によると15席程のキャパらしい。
しばらくすると、オーダーしたソバが運ばれて来ました。
こちらは普通のもりそば。
太麺で比較的短めの、”田舎風ソバ”と言った感じ。
ちなみに”大盛りそば”は、
結構な大盛り。
見た目はともかく、蕎麦の香りをしっかり満喫できる仕上りでした。
蕎麦好きな娘殿も、モリモリ食べてましたし。
ただその太さ故、比較的”固め”の茹で具合です。
個人的には麺類の”コシ”は強い方が好みなので、嫌いではありませんが・・・”コシ”と言うより”芯”に近い感じなので、この辺は好き嫌いが分かれそうです。
全員完食で御馳走様。
我家の家系にはマズマズの好評だったようです。
ソバでお腹が満たされたら、そのまま鬼怒川方面へ車を走らせます。
今日はノンビリ現地に出向いてゆっくりする予定との事なので、特に観光らしい観光はせずに現地入り。
鬼怒川温泉街まで順調に来ましたが、チェックインまでは少々時間があります。
これも今まで通過していた”おさるのロープウェイ”とらやを見に行ってみる事に。
と、いざ駐車場まで来てみたものの、ロープウェイから降りて来たオバサマ方が、『猿居ないのね~』とか言ってる・・・。
え、居ないの?
となると、往復で1,100円って言うロープウェイ料金も微妙だな・・・。
猿を見たがっている娘殿にお話をして、代わりにそこにある神社見学に切替。
木材の感じが真新しい、藤原町保護神社。
戦没者慰霊の神社だったみたいです。
さらに少し上ると、
鬼怒川温泉郷を見下ろす位置にある、鬼怒川温泉神社。
鬼怒川温泉の為、温泉の神様を祀っている・・・で良いのかな?
この辺は詳しくないので・・・何とも。
とりあえずお賽銭とお参りをしておきました。
神社からみ見える景色は、ナカナカなものでありました。
ロープウェイで更に上に登れば、もっと絶景が有ったのかもしれませんね。
本来は登山ルートが有ったみたいですが、土砂災害の影響で今は立ち入り禁止なんだそうです。
そんなことをしていたら、いつの間にかチェックインの時間が過ぎておりました。
慌てて宿に向かいます・・・と言っても、今夜の宿はおさるのロープウェイからすぐ近くのこちら。
一心館。
外観的には3階建てに見えますが、フロントロビーの位置が既に3階と言う作り。
下に2階分あり、実質5階建て。
お風呂とかは1階部分、すなわちフロントフロアから鬼怒川寄りに下がって行く感じです。
チェックインを済ませると、ロビーではおもてなしのお茶とお菓子が。
これはナカナカ良いですね~。
お茶で一服してから、宿泊部屋に通してもらいました。
今回の部屋は、最近脚が弱って来た父親の為にベッドのある部屋に。
部屋に入った第一印象が、『広っ!!』でした。
2部屋にプラスしてバス・トイレ付。
キッチンが有れば立派なアパートになる位。
部屋と言うか建物自体には経年を感じる箇所もありますが、清潔にしてありました。
鬼怒川温泉自体、川を挟んで反対側(東武線がある方)は廃墟化してますから、維持して行くだけでも大変なんでしょうね・・・。
チェックイン後に鬼怒川温泉街をブラブラして散歩。
くろがね橋を渡って足湯を見に行ったり、温泉まんじゅうを求めてみたり。
昔思い描いていた温泉街の光景って、宿の浴衣でプラプラしている街並みだったんですが、意外とそんな人は居ない・・・。
我々が日曜日の宿泊で、宿泊客が少ないからかもしれませんね。
土曜日の夕方等は、きっと浴衣の宿泊客が街中を歩いているんでしょう・・・多分。
さて散策してからは、夕食までの時間に温泉でマッタリと。
温泉は建物の1階部分。
ここの宿の売りは、温泉が100%自家温泉と言う事だそうです。
源泉温度の関係で加温しているらいしですが、100%鬼怒川温泉。
ちょうど温泉には誰も居なかったので、写真を。
こちら洗い場。
シャンプー等、基本的な物は全て揃っております。
他には温泉宿に行くと見かける”アロエ塩”とか、結構好きですけどね。
こちらがメインの湯船。
隣には、
寝湯。
ほかには
深さ110cmある”立ち湯”なんてのも。
あとは
ジャグジー。
サウナ。
箱蒸し風呂。
多種多様の風呂があり、更に日曜の夕方と言う事で貸切状態だったので、満喫出来ました。
温泉から上がってみると、我家の娘殿もチャッカリ浴衣なんぞ着ておりました。
『馬子にも衣装』って言葉が見え隠れしております。
子供用の浴衣を用意してくれているのは、さすがですね。
さて温泉を満喫した後は、部屋に戻って窓下の鬼怒川を眺めながらノンビリと。
こうしたノンビリした時間を過ごすのも良いもんですね。
さて、夕食のお時間。
個室の食事処でいただけます。
量にも質にも大満足。
写真撮り忘れが多数あり、上記以外にもたくさんありました。
普段は飲まないワタクシも、こう言う時は少しだけ。
念の為、コンビニで買っておいた”ウコンの力”を飲んでおきました。
何でもここの宿、今は絶滅危惧種になりつつある”温泉卓球”が有ると言う話!
食後の運動とアルコールを飛ばすべく、卓球大会開催です。
初めて卓球をする娘殿は大はしゃぎ!
相当楽しかったらしく、しばらく『卓球!』って連呼してました。
皆で楽しめる時間と言うのは貴重な物なので、良い思い出になりますね。
卓球で汗をかいた後は、再び温泉で汗を流して、何とも贅沢な時間を過ごしながら、鬼怒川温泉宿での夜は過ぎて行きます・・・。
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