アリ@チャピ堂 お気楽本のブログ

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まだまだ短編集「髑髏」とまたまた「人間狩り」 

2010-10-21 21:33:27 | フィリップ・K・ディック
仁賀克雄氏編・訳の短編集はまだ続く


「ウォー・ヴェテラン」 仁賀克雄訳 社会思想社 現代教養文庫 1992年発行

収載作品
「髑髏」“The Skull”
「生活必需品」“Some Kind of Life”
「造物主」“The Infinites”
「トニーとかぶと虫」“Tony and The Beetles”
「火星人来襲」“Martians Come In Cloud”
「ウォー・ヴェテラン」“ War Veteran”

これが現代の教養なのですね



「髑髏」仁賀克雄訳 論創社 ダーク・ファンタジー・コレクション10 2009年発行

収載作品
「髑髏」“The Skull”
「奇妙なエデン」“Strange Eden”
「火星人来襲」“Martians Come In Cloud”
「消耗品」“Expendable”
「トニーとかぶと虫」“Tony and The Beetles”
「矮人の王」“The King of the Elves”
「造物主」“The Infinites”
「根気のよい蛙」“The Indefatigable Frog”
「植民地」“Colony”
「生活必需品」“Some Kind of Life”
「ウォー・ヴェテラン」“ War Veteran”

なにかキッチュな花の写真で一歩引く感じがあるが
良く良く見ると、パンジーの花の中央に「髑髏」のマークが
そんな風に見えるのだ・・がしかし、そのためにこの装丁はないのでは?
「ウォーベテラン」プラス「ウォーゲーム」という内容



「人間狩り」仁賀克雄訳 論創社 ダーク・ファンタジー・コレクション1 2006年発行

収載作品
「パパふたり」“The Father-Thing”*
「ハンギング・ストレンジャー」“The Hanging Stranger”
「爬行動物」“The Crawlers”
「よいカモ」“Fair Game”
「おせっかいやき」“Meddler”*
「ナニー」“Nanny”
「偽者」“Impostor”
「火星探査班」“Survey Team”
「サーヴィス訪問」“Service Call”*
「展示品」“Exhibit Piece”
「人間狩り」“Second Variety”

ちくま文庫版の「人間狩り」に近い構成だが
*印はタイトルが変えられている
「パパふたり」は「パパそっくり」
「おせっかいやき」は「干渉者」
「サーヴィス訪問」は「サーヴィス・コール」
訳はどうなのか比較していません

ちくま文庫版に載っているがこちらにない作品は
「ゴールデン・マン」と「展示品」の2作品
別作品がないので、ちくま文庫版を持っていれば
この本はいらない?

ほんとに紹介だけで恐縮です

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