アリ@チャピ堂 お気楽本のブログ

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ディックにしては安心して読める傑作なのか

2010-09-17 22:00:00 | フィリップ・K・ディック
易経を見直す気になる1冊 続き

「高い城の男」は1965年にハヤカワSFシリーズとして
ポケットブック版で発行されている
訳者は川口正吉

ディックの1冊目は「宇宙の眼」で、これが2冊目
「金色人」の紹介でSFマガジン編集者の評価を載せたが
「高い城の男」が出る以前にディックの評価は高かった、ということになっているが
やはり「ユービック」や「火星のタイムスリップ」など
エントロピーの法則に従い無秩序化する世界
崩壊する現実を描きだす以降の本によってディックワールドに引き込まれた人は多いのではないだろうか

1984年ハヤカワ文庫SF版 初版のカバー


1995年ハヤカワ文庫SF版 17刷のカバー


2009年ハヤカワ文庫SF版 23冊のカバー


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