私は海外に行ったことがありません。
パスポートも作ったことないです。
お父さん(旦那)は社員旅行や仕事などで
何回か海外に行っていて
お土産にその国の雑誌をお願いしたこともあります ^ ^
ちなみにすご〜く前(まだデータではなく版下納品の頃)に、
仕事でアメリカの雑誌に載せる広告をつくったことがありますが、
いつもと同じく作っているのに、仕上がりは何かが違いました。
なんだろう? うまく言えないけれど、外国の色になる 笑
現在の私は、
日本国内でさえ出かけることがないほどのインドア生活で、
このまま「一生海外に行くことはない」と断言できます。
が、
行ってみたい場所、興味のある場所は
日本国内にも世界中にも、ものすごくたくさんあって
「自分で行く気にさえになればまだ行ける」状態。
そんな中、
エベレストとか深海とかとは別の意味で
「私が絶対に行けない場所」があると知りまして。
興味が湧いて写真集を買っちゃいました。
『孤高の祈り ギリシャ正教の聖山アトス』
世界遺産にも登録された、女人禁制の宗教自治国アトス。
2000人の修道士が暮らすこの場所では、
「女性はマリア様だけ」という教義のため
人間の女性はいないのはもちろん
家畜も雄のみと限定されているそう。
その中で唯一の例外が、猫。
ネズミをとるため、繁殖が許されているのだとか。
女性が絶対に入れない場所であり
猫だけが特別、というところがまた惹かれる ФдФニャァ
お父さんにも言ったら
「このご時世にそんな場所あるの?」と。
写真はどれもすごく綺麗で神秘的で、
信仰や生活について書かれた文章もけっこう多めですが、
とても読みやすい。
「はじめに」より抜粋↓
フィロセウ修道院で行われた徹夜の祈りに参加した。そこで、私の中で揺らいでいた気持ちが一気に吹き飛んだ。ここは現実世界なのか、未来なのか、過去なのか、はたまた地球上でなく宇宙なのか、楽園なのか……それは衝撃的な体験だった。
特に信仰心のない私。
でも、その未知の世界はどんなものなのか気になります。
著者は写真家の中西裕人さん。
お父さんがギリシャ正教の司祭様で、ご自身も正教徒。
お父さんのパウエル中西裕一さんの本も読みたくなって
手元にあります。
『ギリシャ正教と聖山アトス』
でもこちらはまだ読みはじめたばかり。
なんとなく予備知識があった方がいいかな、と
こちらを先に読みまして。
『教養としての宗教入門 基礎から学べる信仰と文化』
この本は、あらゆる宗教に関して浅く広くとりあげていて
私みたいな初心者にはとても良かったです。
が、
ちょっとだけ知ってしまったことにより
また気になること(今度は仏教)が出てきたので
しばらく関連本を探すことになるかも。
長くなったので続きます。
ネコたちは今日も平和。
>こんにちは。... への返信
そうですよね!
私も本の中で厳しい戒律の説明の後、
動物も雄限定でなるほど、となった後の
「猫だけ雌が許されている」で
そうなの! Σ( ̄。 ̄ノ)ノ となって。
びっくりしたので書きたくなりました 笑
実は昨日も読ませていただいてるのですが、「女性はマリア様だけ」の場所にニャンコは入ることを許されてるというのが面白いですよね。なんかとってもその部分のインパクトが強くて今日も読み直しちゃいました。(笑)