気まま夫婦ドライブ旅

山とドライブ好きな夫と、
無免許インドアな妻「私」の写真旅日記。
房総半島中心です。

親戚づきあいとお盆帰省の謎

2009年08月29日 | ひとりごと



ひと夏の喧騒も終わり、秋になっていく風の気配です。


夫は一人っ子で両親はすでに亡くなっているので、

私が結婚した時他に挨拶したのは夫の元同僚の方たちだけでした。


養子で親との年が離れていて、育ての母親は早く亡くなり、

父親が再婚して、継母とのつきあいの方が長かったようです。

どちらにしても血のつながりはないから、親戚とのつきあいもまったくない状態。

両親とも親戚と絶縁状態だったらしいので、天涯孤独というのが夫の口癖です。

ちょっとさびしい境遇のようでもありますが、本人はとても明るいです。

この年代になると親戚づきあいなんてしなくなるのが普通かもしれませんが…。



前の奥さんとの子供がいますが、今は会わないようにしているらしい。

だからひょっとしたら、孫が出来て将来会うこともあるかもしれず。

そしたら血のつながりのある子孫が出来ることになりますよね。


私の両親も何十年もの軋轢の結果、やっと今年離婚しました。でもまだ同居しているのです。

電話で話していて、あきれかえって血圧がすごく上がってしまいました。

もう実家のごたごたに巻き込まれるのはまっぴらです。

弟は病気だし、気の毒だと思いますが、あとは自分たちで解決して欲しいと願っています。



そういうわけで、ただただふたりだけの生活です。

お盆や年末年始はどこにも出ないようにしています。

人ごみが苦手なので閑散期になれば旅行に行きます。お墓参りも気が向いた時行きます。





お盆で日本中民族大移動することを、私は昔からおかしなことだと思っています。

昔父に話したらそういうもんなんだと怒られたりしました。

14日?だかには一斉に墓参りをしなきゃなんないから、どんなに交通ラッシュが起きようと仕方ないということです。

もっとも父の実家は近所だったんですけどね。

母の実家は遠いですが、今じゃ親戚みんなが年寄りになってしまったから、お盆に帰るなんてありません。


わざわざ混んでる時に出かけなくてもと思う私は現代っ子で、

冠婚葬祭とは無縁の場所にいます。

もちろん同じ考えの人が多いから、日をずらして行くという現象もあるようですね。

ほんとはいつ墓参りに行ったって構わないはずなんですけどね。

毎月でも毎週でも会いに行ったら、あの世の人たちは喜ぶでしょう。


企業が一斉に同じことしか出来ないから要領の悪いことになるんです。

こういう所、日本人らしいな、仕事中毒国民だもんなと思います。

いつからこういう因習が出来たのかは知りませんが…。


私はお盆帰省体験があまりないから、こんなのん気なことが言ってられるのかな。

一度混んでる時に乗り合わせたことがあります。

昔はずっと指定席でしたし、新幹線が出来てからだいぶ状況が変わったように思います。

あ、うちの母は東北出身です。


何にしても今年も夏は終わります。

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