気まま夫婦ドライブ旅

山とドライブ好きな夫と、
無免許インドアな妻「私」の写真旅日記。
房総半島中心です。

千葉市の埋立地の地震時の状況

2011年03月12日 | ひとりごと
私はちょうど外にいて立っていられないほどで、集合住宅の建物全体が根元からぐらぐらしていて、

倒壊するのではと恐怖で座り込んで様子を見ていました。

階段の出入り口のタイルに亀裂が入っていました。あわてて家の中に帰ってみると、

うちは高層なので、家具の位置はすべてずれてしまい、本棚は倒れて本が落ち山積み。

台所のせとものガラス食器などが、割れて散乱していました。

水槽の水もふっとんで水浸し。

余震もものすごく何度もあり避難の準備だけはして、玄関に待機していました。

ベランダから下を見ると、水道管が破裂したのか?みるみるうちに道路に水があふれてきました。

灰色の泥もあふれ、液状化現象が始まりました。

道路にも亀裂がいたるところにあり、よそにでかけるのは危険と判断して、ひたすら電話が通じるのを待ちました。


しばらくすると、市原の五井の方向に巨大な火炎が吹き上がり、どんという衝撃がありました。

テレビで工場が爆発した映像が出ました。

固定電話での通話が出来て、夫から連絡、母とも話せました。

電気水道は大丈夫でしたが、ガスを使えるかはしばらくわかりませんでした。

夫も帰り道で道路が断裂しているのをたくさん見たそうです。

しかしそのへんを歩いている人たちは、普段と変わらない様子でいるし、

同じ階段の住人も声かけがほとんどない。何だか冷たいような、不安な気分でした。


報道とは違うかもですが、うちは震度5か6はあったと思っています。

低層の揺れとは全然違います。

ここは埋立地なので、地面が不安定です。今道路を見下ろすと、アスファルトがひびだらけになっているのがわかります。

昨日以上の震度であれば倒壊すると想像するのは杞憂ではありません。家を放棄せざるを得ないでしょう。


夜中までかかってかたづけ、今朝は洗濯が大変でした。

液状化の泥は誰がかたづけるのか…。買い物行くのも怖い感じがします。

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