友人に譲って貰ったDVDなので、必ずしも観たかったものではなく、なかには初めて遭遇するタイトルもある。
『ザ・ファブル』もそのひとつ。
検索すれば、ヤクザものらしい。
ワルはとにかく人気がある。よく知らないが「呪術廻戦」や「東京リベンジャーズ」などもそうだろうか。孫がハマっていた「チェンソーマン」もワルっぽかった。
絶対に身銭切って見はしないけれど、岡田准一主演だし、見てみようか。
ヤクザの何とか会とか出所してきたばかりの何某とか、兄弟分だとか、まあその筋の用語満載で笑ってみるしかない。
出所してきたばかりの何某は、妙に迫力ある演技をする人だなあと思ったら、菅田将暉だった。
岡田は殺し屋の役どころだが、ボスから「殺すな。普通の生活をしてみろ」と言われ、副題の「殺さない殺し屋」になる。
ここに可笑しみがあり、コメディの要素も生まれてこようというもの。
私は笑えなかったけど、おかしい人には可笑しいのだろう。
『散り椿』
こちらも岡田准一繋がりで。
さすがに原作は葉室凛のベストセラー、図書館でも扱っていたのでタイトルだけはよく知っている。
しかし時代劇は独特の時間が流れ、慣れない私には結構な試練ではある。
道場の4人組の1人が岡田准一であり、西島秀俊だが、この2人は同じ女性に恋をして、岡田が娶るも、西島とも密かに思いを交わしあっていた節がある。
まあ、そんな伏線の中、お家騒動ともいうべき藩内の悪事を暴いていく。
最後はなき妻が見たいと言っていた散り椿を背景に両者の果たし合いが…
岡田准一は男くさい役が多い。
サムライ、ヤクザ、軍人…
彼の剣術はさすが、トム・クルーズに通じるところがあるのかも。
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