或る双子座の日々

這是一個雙子座的生活日記。
つれづれなるままに

メール恐怖症になりそう

2010年01月27日 | 帰国後ママのくらし
以前に比べて、メールの返信が遅くなった。
少し内容を考えてから書きたくて脳内返信を繰り返すうちに実際に送った気に
なっているというかなりイタイ症状もある。

しかし、もっとも大きいのは困った方がお一人いらっしゃるためだ。
昨年秋ごろから、ほぼ毎日1通必ず返信し、少しでも滞ると侘びを入れねば
ならない難しい方のためだ。


私の愛する友人たちは「君子の交わりは淡き水の如し」で、本当に気持ちよい
距離感を保ってくれている。数日、バタバタして返信しそこねても特に禍根を
のこさない。よほど気になることがなければ追求などしないし、心配ならサッと
様子を聞いてくれる。携帯メールは、リアルタイムで気持ちを交換できる有難い
ツールだが、相手を困らせるような使い方はしない。
そこに安住してきた我が身の幸せを思う。


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実は昨夜、冒頭に書いた困ったママ友さんからメールがきた。
それもお怒りのメール。

文章が長くなりすぎる私をして思わせる長文派で、それに見合った分量の返信でないと
御不満らしいと徐々に感じてはいた。今年に入って既に30回近く送信するうちハッキリ
と重荷に感じ始めたので、あえてサラッとまとめて長くなりすぎない返信を心がけて数回。


あとでキチンと打ち直したメールが来るものと信じて待っていたらしい彼女は「前回の
自分のメールに不快にさせるところがあったのなら謝る」「だったらこちらも言わせて
もらうけど前回のあなたのメールだって、私が嫌っているひとの言動に敬語使うのは
止めて欲しかった。そういうとこもっと考えて欲しかった」と続き、最後はやっぱり
「嫌っている相手の悪口」だった。


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もうビックリしすぎて、食後のコーヒーの味もよくわからず、夫との会話も上の空に
なるほど胸がギューッとなった。こんなの嫌だ。女同士のひとを傷つけあう関係に
ほとほと困って原因不明の皮膚病を発症し、正社員の職を辞するという苦い体験の
ある私にはトラウマ再燃のきつい出来事だ。

あまりにも動揺して夫に打ち明けると「今メール依存症で、そういうことになるんだよ。
明日、電話して話しなよ。そういうやつに限って、面と向かったらモゴモゴして何も
言えない癖に、メールではきっついこといってくるんだよ」と、なんだか私が怒られてる
ようになり嫌だった。

ママ友は子どものお世話の合間に家事に追われているのが普通なので邪魔にならない
タイミングを読むのは難しく、基本的に携帯メールが活躍するのだ。緊急を要する、
どうしても話したいとき以外は、遠慮するものなのよと夫には訴えてみると
「なるほどね。僕も全否定はしないけど、ちまちま返信打つより明日電話しなよ」と
言われる。


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彼女は、いつも午後11時以降にメールをくれるので、「それじゃ電話」とすぐに
鳴らせない時刻。そもそも金曜の夜以来、まとまった分量の返信を待っていたらしい。

土日月と色々な出来事があって、心を砕くことも家事に当たることも多かった。だから、
「既に返信した相手にメールを出し直す」なんてことは思いつきもしなかった。

とりあえず、言い訳をいっぱい打って返しておいた。彼女にはそういう「取り繕う姿」
こそが重要なのだろう。


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いまから電話するべきか。おしゃべりが好きな相手なので、1時間くらいの長電話になる
だろう。そうなると、週に1度の子どもを預けている貴重な時間が無駄になる。ううう。
困ったなぁ。

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愚痴は誰だってあるから、携帯メールで聞くのは一向苦にならない。ただ困るのは、
私が特に親しくない方についてのマイナスなコメントに同調するのはもとより、共に
非難して憤って欲しいとなると話は別である。言葉は悪いが、彼女は一緒に「Nちゃん
ママたたき」してくれることを望んでいるらしいが無理な相談だ。

いわゆる「タメグチ」を「親しみ」と思っている若い美容師さんに困惑するどころか
腹立ちすら覚える私は、「口語体でよいのがメールの特徴なので、手紙文のように
長い文末はよくない」と知っていても、要所要所は敬語を使いたい。
親しき仲を取り違えて不快感を与えたくないと思う。

しかし、「普段通りの丁寧さかもしれないけど、これまでいっぱい私が嫌だといって
きた相手に敬語を使う感覚がわからない」「ママ友なんてしょせん対等だから敬語を
使う必要はないのじゃ」と指摘されて本当にビビった。


どうしようかなぁ。。。


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最近、私からのメールの返信が遅くて嫌な気持ちを味わった友人にお詫びします。
私はいま、困ったママ友さんの専属返信係にされて、文面のひとつひとつにも
話題にも神経を使い、心疲れる数ヶ月を過ごしています。どうかお許しください。


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