雨、雨、雨

最近のブダペストは雨ばかり。それも1日中降ったり止んだりで、空はドンヨリと
曇ったまま。12月30日の夜にドカ雪があったものの、その後は雨が続き、積もりに
積もった雪も少しずつ溶かし流してくれて、いまは道端に少し残るくらいのもの。

ロンドンなどは本当に雨が多く、冬場は暑い雲に覆われて日中も電気をつけずには
室内にいられないため精神的に参ってしまう駐在の奥さんがたくさんいると聞いて
いますが、ブダペストは比較的カラッとして寒いけど晴れ渡る冬のイメージがあり
ます。また、雪が降れば、しんしんと何日でも降るのもブダペストの冬だけれど、
暖冬なのか今年は雨ばかり。そして、日中も室内で電気をつけずに暮らせない状態
が続いています。

毎日、JSTVで目にする日本の大雪のニュースのほうがよほど深刻だし、寒そう。
東欧は寒いイメージがありますが、とはいっても日本のように一晩で70cm積もる
ようなことはないので・・・。

それにしても、日本て先進国だと自他ともに公言しているように思うのですが
雪の重みで家は潰れちゃうし、潰さないために屋根に上がって人力で雪下ろし
にあたるし、田舎に行けば行くほど70歳以上の高齢者が屋根に登って滑り落ち
てケガしてるし、、、冬ならではの大変さは軽くなるどころか何十年も前から全く
変わっていないのじゃないかと気の毒に思えてなりません。雪を大量に屋根に
とどめないシステムがあるなら、どうか比較的安価な設備として日本中に普及して
欲しいなとテレビ画面を見つめて考えてしまいました。

それと、これは輸送法とか輸送コストとか考えたら非現実的なのでしょうけど
その有り余る雪が後々洪水の恐れを招くというなら、毎年渇水にあえぐ四国地方
のダムにでも蓄えられたらどんなにかいいのになどとボンヤリ思う新年です。