或る双子座の日々

這是一個雙子座的生活日記。
つれづれなるままに

気張りすぎもNG

2009年11月11日 | 帰国後ママのくらし
赤ちゃんのときは毎日かけていた掃除機も、二歳になり三歳になり散らかし方が
広くなり、本人の体も大きくなり、言って聞かせれば分かるようになり手洗い
うがいもしてくれる、何でも口に入れる心配もない、となったら気が緩んで
来ていた掃除。


ずっと気になっていた玄関前のクローゼットは小さくなったりデザインが気に
入らなくて着なくなったジャンパーや掃除用具、紙袋その他が積みあがって
いました。とりあえず、と置いてそのままになった古雑誌やスリッパなど
こもごも取り出してみたらば綿ぼこりがふわぁ~

慌てて拭き掃除しながら、家中にこういう場所がコチョコチョ一杯あるなあ、
いつかやらなくちゃと思いながらも引越し後に疲れ、取り敢えずで収納場所に
突っ込んで見ないふりしてきたモノが掃除の妨げになっていると自覚しました。


それにしても、その間は当然ながら子どもには一人遊びを繰り返してもらい、
退屈そうな姿や「ホコリいっぱいだからこないで」といわれても「抱っこして」
と定期的にスキンシップを求めて寄って来るのを断るのも不憫でした。

申し訳なくて何度「遊んであげられなくてゴメンね」「ちょっと待っててね」を
言ったか知れません。普段もタオル類や下着は毎日洗濯するし、構って欲しい
のも出かけて行きたいのも我慢してねと待たせることはありましたが・・・。

アレルギー原因がわかって以来、掃除も洗濯も必死の形相だし、捨てるのが苦手
なだけに不用品の始末をつけるため強いストレスを感じていて不機嫌な声を
出してしまうダメ母の私。子どもに罪は無いのに…なんだか悪循環。

               
しかし、ダメ母返上とばかりに急にギュンギュン動いたら精神的にも体力的にも
参ったらしい・・・昨日は、ここ何日か掃除機を片手に高いところを掃除した
変な姿勢がたたって首の痛みが増してきたところへ、貧血のようなめまい。

とにかく目が回って、子どもの夕食のお世話が終わると少し横になって休まずに
いられませんでした。それでも、気合で風呂に入れたところで夫が帰宅。
まだ寝かせていないのか的目線の彼にお手伝いを頼めないどころか夕食の支度も
あってきりきり舞でした。

ハミガキや念入りヘアドライまで頑張って、その頃には夕方飲んだQPコーワ
が聞いたのか何とか頑張れる力がよみがえって、今週は外食がほとんどだと予告
されていた夫にも温かい食事を用意して、子どもを慰め慰め、なんとか眠らせた
のが10時半頃。もう、お掃除ぜんぶサボりました。


昨日から続くめまいもあって、今日は雨ふりで洗濯も難しい。出来ない日も
出来ないこともあって仕方ない・・・


彼と二人、座り心地やデザインが気に入って大枚はたいて手にした布製ソファも
防音のために敷き詰めたタイルカーペットも、あっというまに傷めそうな畳を
保護するために敷いたカーペットもカーテンも巣窟に見えてきて・・・
ココも掃除!ココも掃除!と迫られているようなプレッシャーを感じます。

わが子のアレルギー性鼻炎は、レベル1~6のうち4段階。今より少し、寝具の
洗濯と掃除をすれば、あんまり神経質にならなくても簡単に改善する余地ありで
のんびり構える夫が正しいのでしょう。


でも、他人事のように言われると「掃除洗濯は君の責任。育児は君の責任。
アレルギーにしたのは君の責任。」と思われているようで、気が重くなって
しまいます。


いまのひとは洗濯機も炊飯器も掃除機もあるし、化学バタキや雑巾があって、
よく落ちる洗剤もあって、格段に楽な家事なのに出来ないの?となれば
ぐうのねもでません。

でも、一昔前ならありえないほどの清潔信仰は何でしょう?反論の余地も
ないほど毎日目にする除菌と抗菌の文字、家庭の主婦には見えないプレッシャー
がいっぱい。

今は、新型インフルエンザの流行もあって、マスクや除菌ティッシュを持ち歩き、
状況に応じて使わせたり、小児科や準備教室といった場所から帰宅すると上下共
服を着替えさせたり、とにかく見えないものへの脅威におびえる日々。

いいかげん、疲れちゃうなぁ。みんなすごいな。よく頑張れるな。
私チョット疲れちゃったな。押しつぶされちゃいそう。

まだ、ペースができあがっていなくてどうやって家事と育児と体調の折り合いを
どうつけたらいいのかな、母になったのは自分で決めたこと、頑張らなくちゃと
戸惑いつつも、なんとか日を送っています。

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4 コメント

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清潔信仰 (piglet)
2009-11-13 01:17:33
こんにちは。またまたご無沙汰です。
お子さんのアレルギー、心配ですね。
ハウスダストと言われると、母親は本当に攻められた気持ちになって落ち込みますよね。

私も整理整頓が苦手で、掃除は嫌いではないのですが、片付けができていない部屋をなかなか掃除ができずにいます。
子どもが1歳未満の時はBudapestlifeさん同様、毎日掃除機&雑巾がけをしていたんですが(汗)
収納や片付け上手な方が羨ましいです。

ところで、私も昨今の清潔信仰は行き過ぎではないかと思うことが多々あります。
私が子どもの頃はもっとみんな汚かったよなあ・・・なんて思います(笑)
清潔にすることは大切ですが、きれいにしすぎてて、返って弱い子が増えているような気がします。

とはいえ、わが子のアレルゲンをできる限り断ち切りたい気持ち、わかります。
どうか無理をしすぎませんように。
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ほんとうに (budapestlife)
2009-11-13 11:59:40
清潔にしていないと恐ろしくていられなくなり、そのうち
電車の中吊りや手すりにつかまることすらできなくなるのが
強迫神経症というものらしいですが、近頃は、それに近い
エスカレートを感じてしまいます。

特に新型インフルエンザのこともあり、ショッピングセンターには
必ず消毒スプレーが各所に置かれており、特にショッピングカート
があるところでは手指の消毒をして欲しいのでしょう。
不特定多数が使うものなので、有難く使わせてもらってはいる
のですが・・・

こうなると子どもに使うベビーカーも汚く感じてしまって
除菌ティッシュで持ち手部分を拭いたりせずにはいられなくて。

なんか、他者をばい菌のように教えるのもよくないと思うけれど
この清潔を追い求める風潮は辛すぎます。

ニュースでやっていたけれど、新型インフルエンザに大人たちが
大騒ぎして、学級閉鎖にもなることから恐怖感の裏返しなのか
子どもたちの間で、インフルエンザにかかった
クラスメイトに
「おまえのせいで学級閉鎖になった」といったり、まだ予防
接種を受けられていない友達をばい菌扱いしたりするイジメ
もあり、「やたらに怖がったりさせないなど、とにかく
指導のやり方に気をつけている」という教員が紹介されて
いて驚きました。

困りましたね・・・
返信する
Unknown (piglet)
2009-11-17 17:15:59
日本は、本当に「潔癖すぎる」と感じることがよくありますね。
私自身も子どもが外遊びの途中で、お茶やお菓子を欲しがる時に、ウエットティッシュでいちいち手を拭いてやるのですが、他のハンガリー人のママさんたちはそんなことはしてませんね(汗)
「あの人変わってるね~」と思われているかも(笑)ただ、言葉がわからないので、何か言われていても日本にいるときにようには気にならないのですが(苦笑)

新型インフルエンザの予防接種を受ける受けないは、夫々のご家庭の都合もあるし(無料接種ではないので負担もありますよね)、数量も少ないということで受けられない子どもさんも多い中、それが原因でいじめなんてことになったらかわいそうですね。

ハンガリーでは、まだ3歳未満の幼児には接種が認められておらず、息子は日本一時帰国時に受ける予定ですが、それまでに感染しないか心配です。
返信する
そうでしたそうでした (budapestlife)
2009-11-18 19:07:04
そういえば私も、清浄綿を親に送ってもらって授乳のたびに
使っていたのですが、授乳が不要になると今度はお手拭とし
て大活躍。どこへいくにも分包なので使いやすかったので・・・

ほんとにおかしのときも、眠くなって指をしゃぶることもあり
帰路につくまえに必ずお手拭していました。

レストランなんかでお手拭の出てくることは稀だから余計に
神経質にバッグに必ず詰めてました^-^(親近感)

接種のうわさがたつと、診療所の前にズラリと行列ができまして。

かかりつけの小児科さんでは、朝見たら30mくらいの行列。
昼ごろ、少しは減ったかと見に行ったら更に増えていたので
断念しちゃいました。

後日、やはり近所の内科さんの前に行列。
あわてて用事を済ませて子どもを留守番させて並んでみると
私の目の前で指定人数に達して打ち切り。

前に並んでいた方いわく、前回の小児科行列では6時間費やし
1人分確保したと。耳鼻科に行列できたときも行って並んだ、
受験を控えた中学生がいるので神経質になってsまうとか。

もうなんか、予防接種パニックみたいになっているので考え方を
変えて、ムリに受けて具合悪くなるより予防大切。健康大切!
と考えることにしています。(苦笑)

もしも予防接種受けてないとNGなんてレッテルはられて
しまうようなことがようちえんのママさんの間におこったら
大変ですから、こういうニュースを見聞きしても沈黙が金。
ひっそりとじーっと嵐の過ぎ去るのを待ちたいです。
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