大家族・長期村の日々奮闘記

長期自然体験村を実施する意義

私達がなぜ19泊20日という長期の自然体験をやるのか、
その意義について過去の文章から抜粋します。

以下、少し難い文面ですが、ぜひお読みいただきたいと
思います。

                            (おーさか)

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 長期自然体験村は、ぶなの森自然学校が主催する子ども
達のための宿泊滞在型の自然体験活動です。
 子どもを取り巻く環境は大きく変わり、いじめや自殺、
すぐキレる子どものことが社会問題となっています。この
問題のひとつの要因として、子ども達の日常体験の不足が
指摘されています。
 脳、特に、考えを組み立てたり、判断したり、感情をコ
ントロールする前頭葉連合野は、幼児から小学生期に、様
々な体験を重ねることにより成長することが、脳科学の発
達にともない分かってきています。

 体験村は、多くの人と出会い触れあいながら「共に過ご
す」ことを大切にしながら活動展開をします。
 新しい出会いは、楽しいこともたくさんあるけれど、思
い通りにならないこともあります。けんかもあります。泣
いたり、怒ったり、笑ったり、人が人に関わりあう場です。
 その中から人を思いやること、自然の美しさや不思議さ、
危険への察知や対処、協力すること、自分の思いも伝える
こと、創造的に発達的に遊ぶ工夫、未知に対する勇気を養
います。

 長期村では小学校3年生~中学生を参加対象にしていま
すが、ボランティアとして高校生・大学生・社会人、そし
てお父さんお母さんも参加することができます。
 みんないっしょに大家族のような大きな集団を創って、
たくさんの経験や体験ができる場を提供しています。
 私達は、長期村に関わる全ての人が、学び、成長できる
場づくりを目指しています。

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