プロのフードペアリング / The professional food pairing

2019-02-15 | (クラフト)ビール / (Craft) beer
今日のナチュラル・ワインたち。
@酒美土場

お師匠さんにお薦めいただいた
5杯の中でも、

特に、3杯目のイタリアの赤、
古代ギリシャオリンピックの
勝者に贈られたという、

Cataldo Calabretta Viticoltore
[DOC Ciro Rosso Classico
Superiore] /

チロ・ロッソ・クラシコ・
スペリオーレ 2015年

旨かったなぁ!

アロマは、
ふんわり香ばしいビスケット。

グラスを回して一所懸命探れば
果実味も確かに感じられます。

フレーバーもまた、
ふんわりユニーク。

ジュース「ウェルチ」の
グレープを半分の半分に割った
ようなキャラクターに、
タンニンの渋みが寄り添います。

レーズンやプルーンのような
干した果実の豊かな香りと、
まるっこい果実味が、次の1杯を誘う...

・・・・・・・・・

ナチュラルワインの師匠、
岩井穂純さんがスゴイのは、

それぞれのワインについて
レクチャーしていただける
ばかりでなく、

「どんなフードが合いますか?」
という、かなり面倒臭い!?
フードペアリングについても、
笑顔で真剣に、ご教示いただけること!

たとえば、上述のワインに対し、

僕は、イメージとして、
本場イタリアの窯で焼き上げた、
優しいトマトを用いる
(※ノンチーズな)ピッツァをイメージ。

これに対し、岩井師匠は、

「いいですね!
窯焼きピッツア食べたい!!」と、
僕の提案を受け入れて下さりつつ、

「本マグロの(血のしたたる)
ちょっとクセのあるヤツ」
もイケる、というプラスαのご提案!

※さらに、
このワインは万能選手で、
「焼いた肉もイケる」とのこと。

こういう、
実際の経験をベースにされた
プロならではのお話を、
サラリと、ご教示いただけるのが、

(※男の僕が言ってもナンですが、
苦笑)
岩井さんの魅力。

・・・・・・・・・

フードペアリングのネタを、
もう1つ。

2つ目のワイン、
イタリアはフリウリの
オレンジワイン、

Franco Terpin
Quinto Quarto Sauvignon /
クイント・クアルト・
ソーヴィニヨン2014年について。


僕のテイスティングメモでは、

アロマは、ストレートの
ピュアな桃ジュース(=上品)、
+果皮の酸味、還元臭。

フレーバーは、
ピーチ&アプリコット&
南国パッションフルーツ。

何をペアリングするか?

岩井さんは、
先日「オリーブパン」を
試されたとのこと。

さらに、スパイスを使用した
ドライフルーツ&
「鴨のオレンジ煮込み」も!

うわーっ!!!!!
コレは、反則。

ワインの素人(=僕)には、
とても思いつけない、
プロならではの

"マリアージュ"なご提案。

懐の広さ&深さ。
こればっかりは、
経験して身に着けるもの。

ビールとも日本酒とも異なる、
ワインの奏でる
「フードペアリングの世界」

楽しいなぁ!!





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