インターナショナル・ビアカップ2017 / IBC 2017

2017-08-21 | (クラフト)ビール / (Craft) beer
ただけんです(^^*)

本日、日本地ビール協会さんから
9月に横浜で開催される
「インターナショナルビアカップ」
審査員の招聘通知を頂きました。

8月のビアジャッジ講習1日目
同協会・山本理事長が約束された
ジャッジの合格特典です☆

「インターナショナルビアカップ」
とは?
2016年の実績を見ると、

世界20カ国/地域から
129のブルワリーが
合計465の銘柄を出品。

※このうち、
 海外ブルワリー53社(41%)が
 192銘柄(同)を出品。

これら465種類のビールを
世界21カ国/地域から集う
61名(※海外27名)のジャッジが
2日間かけて審査!

なお、2016年は、
106種類のビアスタイルのうち
「ボトル/缶」部門で
62のスタイルに授賞。
「ケグ(=樽)」部門で
42のスタイルに授賞。

審査方法は、3~7名の
ジャッジチームによる
ディスカッション。

審査の基準は、
106種類あるビアスタイルの
あるべき姿/定義が書かれた
「ビアスタイル・ガイドライン」
の内容に合致しているか否か。

具体的には、
(1)スタイルの内容から
  大きく外れたモノを外す
(2)状態の悪いモノを外す

このように、消去法で選抜された
"良い"銘柄の中から
金・銀・銅の3賞を決定。

ここでは、どの銘柄も
テキスト通りの「優等生」なので
全体のバランスの良さに加えて、
「傑出した個性」が重要に!

※なお、この最終ラウンドでは、
 「傑出した個性」を持つ銘柄が
 見当らなければ"該当ナシ"も。

・・・・・・・・・

ただけん、
上記、2016年の実績を見て
まず、ビビッたのは、

106種類のビアスタイルを
アタマとカラダに叩き込む
必要がある、ということ。

なぜなら、
審査は限られた時間の中で
先輩ジャッジと共に行うため、

目の前に数十の銘柄が置かれる
審査の現場で、
あの/このビアスタイルの特徴は
何だっけ?と

「ビアスタイル・ガイドライン」
を開いて1つ1つ確認していては、
審査にならない!(=足手まとい)

あるべき姿/理想は、
はい、目の前に某ビアスタイルが
(仮に)5つ置かれました。

アタマの中のビアスタイル帳を
ササッと検索し、
対象となるビアスタイルの内容と
照らし合わせながら、
目と鼻と口でテイスティングし、
適合性を評価。(ここまで数分)

こうして導き出した
ただけんの審査結果を、
同テーブルの先輩ジャッジと
英語でディスカッション/協議。
審査結果を多数決で決めていく。

・・・・・・・・・・

それでは、
106種類のビアスタイルを
アタマの中に叩き込み、
カラダで覚えるには、
どのような訓練が有効か?

カラダ(目・鼻・舌)には、
各スタイルの代表的な銘柄を
きちんとテイスティング。

アタマには、
ビアジャッジ講習会で行った
実践的審査の反復。

つまり、
「ビアスタイルガイドライン」
を読み込み、理解した内容を
本番用のテイスティング結果
スコアシートに記入する。

※飲まずに審査するのは
 なかなか大変!

ただけん、
ビアジャッジ試験の前夜に
「106種類、全部覚えるぞ!」
と意気込むも挫折した前科アリ。

※ポイントは、
 ジャッジ講習会で
 田村講師が仰っていた
 「似ている銘柄の違いを
  発見すること」??

たとえば、同じ黒いビールの
スタウトとポーターの違いは?
2種類のペールエール、IPA、
ピルスナーにも種類がある・・・

ここで思い出すのは、
・各ビアスタイルの歴史
・代表的な銘柄
・具体的な原料、など

各ビアスタイルの個性を
明快に説明してくれる、
Beer Judge Certification
Program(米)のテキスト、
「2015 STYLE GUIDELINES」

※本ブログ4月27日の投稿、
「おすすめのテキスト /
 BJCP's Style Guidelines」

 ご参照★

・・・・・・・・・

すっかり長くなりました!

本番まで1ヶ月を切った
インターナショナルビアカップの
審査に向けて、勉強します☆

以上、ただけんでした(^^*)

【付記】
写真は、昨晩ハマった
最強のコンビネーション。
ブレッドIPA&樽熟成Dボック!
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