酒美土場、3周年! / Shubiduba, Tsukiji

2019-11-24 | (自然派)ワイン / (Natural) wine
祝・酒美土場、3周年!

素敵なボトルを
ポンポンと開けてくださる
岩井さん(&きなさん)、

ありがとうございます☆

DOMAINE GILLES
et CATHERINE VERGE
"L'Ecart lot 0205"

/ ジル・エ・
カトリーヌ・ヴェルジェ
「レ・カー lot 0205 (2002年)」
(仏、ブルゴーシュ、CH 100%)

→杉樽のように強烈な"木"の香り。
 その中で長く寝かされた酸味、
 そして、酵母のキャラクター。

・・・これは、
どこかで味わったことがある、
でも、何だろう?

開けたての1杯でわからず、
最後から2杯目を再試飲。

あ!!
これは、(ベルギービールの)
「グーズランビック」だ!

"酸味"が(長期熟成により)
それほど尖っていないので、

10年くらい熟成を経た
Geuze Mariage Parfait
/ グーズ マリアージュ パルフェ ボーン

が近いかなぁ~

→ここでも繋がる
ナチュラル(自然発酵)な
ビールとワイン☆

ぜひ岩井さんに、ブラインドで
飲んでいただきたいなぁ!

★1時間弱の間に、
 トップ&ボトムから2番目、
 &ボトムもいただき、

とっても勉強になりました!!

・・・・・・・・・

2杯目は、
オーストリアのとっておきの白、
というリクエストに、

Weingut Werlitsch
"Ex Vero III 2012"

/ ヴァイングート・ヴェルリッチ
「エクス・ヴェロ」
(オーストリア、SB & CH)




出していただきました!
(2012年ヴィンテージ★)

最初のキャラクターは、
上記 "L'Ecart lot 0205"に
とっても似ていますが、

なんというか、
"L'Ecart lot 0205"の
(開栓したて、ということもあり)

近づきがたい"孤高の天才"という
イメージに対し、
人の温もり/親しみ易さも☆

そして、ここが面白いところ!

どちらも開栓したての
1杯目をいただいたのですが、

2本目のオーストリアさんは、
その "親しみ易い
近所の面倒見の良いお兄さん"の

キャラクターが
ボトルの途中まで進んでも
ずっと同じ(ニコニコ笑顔)。

それに対し、
1本目のカトリーヌさんは、

(わずか30分~60分弱の間に)
内に秘めていたポテンシャルを
じょじょに発揮し、

(カド/硬さが取れて)
どんどんスケールの大きな
音楽を奏でていきます☆

→ワインの師匠に言われました。

「ワインバーでの
グラス1杯の経験で
そのワインを語ってはいけない」

「できる限り、
 ボトルを購入して
 その1本と向き合いなさい」

その教えの意味が、
ようやくわかり始めた気がします。

※ここが、ビールとワインの
 決定的に異なるところですね!

(2本目の)オーストリアさん/
(1本目の)カトリーヌさん、

どちらも時の試練を経た
素晴らしいワイン(作品)です☆

その素晴らしいワインの魅力を
ボトル1本通じてテイスティング
させていただくことで

より深く
体験することができました。

・・・岩井さん&きなさん、
改めまして、
ありがとうございます☆

・・・・・・・・

【付記】
思えば、ちょうど1年前の今日、
酒美土場さんの2周年
パーティーに(初めて)訪れ、

※とんでもなく寒い夜でした!!
(苦笑)

宴もたけなわの頃、
岩井さんが冷蔵庫から
おもむろに取り出したのが、

"グラヴナー"の
オールドボトルでした。

1杯1700円という、
まったくの原価で
振る舞っていただき、

(当時、僕はその価値も魅力も
全くもってわからなかった
のですが)

"何か"が引っかかり、
翌日、あの味わいをもう一度
経験してみたい!

そこから、
僕の自然派ワインを巡る冒険が
始まったのでした。

・・・だから、
僕にとって岩井さんは、
ナチュラルワインの師匠であり、

さらに、AWMB認定
オーストリアワイン大使でも
いらっしゃるので、

時々、お邪魔しては、
(他のお店でも体験できる)
「フランス、イタリア」ではなく、

"オーストリア"の
とっておきのナチュラルワインを
リクエストさせていただき、

素敵なボトル
&レクチャーを通じて、

ナチュラルワインの魅力
(=岩井さんワールド)に
親しむ次第でございます。

・・・・・・・

長くなりました。

とにもかくにも、
「酒美土場、3周年」
おめでとうございます!


岩井さん、今後とも
ご指導よろしくお願いいたします☆

※それにしても、ほんとに
 岩井さんを慕う方々で
 溢れていたなぁ~

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