バスタ新宿にいたところ、JRバス関東2024年式のスカニア(グラン仕様)を見つけたので、ディズニーまで乗車してみました。
車内の様子を紹介します。
まずは、2階席の様子です。
これまでと同様に、1-2配列で独立3列シートが並んでいます。シートが新タイプになりました。
こちらが、その新シートです。
フットレスト、レッグレスト付きのリクライニングシートで、座席両側のひじ掛けは下に降ろす事が可能です。
背面をリクライニングさせると、同時に座面が前と上方向へ若干動きました。
リクライニングの押しボタン位置が斬新です。
リクライニングボタンは、座席の下側にあります。たいていのリクライニングボタンは、ひじ掛けや座面の横に付いていたり、レバー式を引くタイプだったりしますが、このシートは座席の下側です。このボタンを下から上方向に押せば、リクライニングが出来ます。
初めてだとわかりにくいので、夜行バスならば消灯前に一度試すのがオススメです。座席の列によって、ボタンの位置が座席の右側だったり、左側だったりと差はありますが、もし着席した状態でリクライニングボタンが見つからなかったら、腕を伸ばして座席下の端部にあるボタンを、上に引き上げながらシートを倒すとおぼえて下さい。
読書灯と、点灯スイッチは上部です。
続いて、背面です。
前座席の背面には、降車押しボタンと、充電用USBポート(タイプA)を設置しています。前に座席のない最前列は、前面壁面にあります。
手すりの下部はフック形状になっており、軽い物をかけることが出来ます。
背面下部には網ポケット。
その下はフットレストで、パタンと降ろして、靴を脱いで使用します。
最後に、1階席は4列シートです。
ドア側2列4席、運転手さん側3列6席の計10席仕様。こちらもUSBポートは背面でした。
今回、採用された新シートについて、何か情報がないかと、ネットで調べてみました。
その結果、たどり着いたのがKiel社の「AVANCE X」というシートです。その中でもLUXURYタイプによく似ています。推測ですが、このシートをベースに、グランドリームの仕様に合わせていったのかもしれません。
なかなか興味深い仕様の新車でした。
D670-24501号車 足立200か・223