白眉、最も善し。ですかい。そーですかい。あーそーですかい。
孔明といい馬良といい、持ち上げるのは
蜀じゃないとダメなのね(笑)
我が子房 ではダメなんでしょうか?ねぇ? すごいよ
子房。故事成語の認知度でも全然負けてないと思うけど。
周作さん(周瑜)はただ殺された気の毒な人にしたし
曽根さん(曹操)は悪役俳優で犯人にしたし
司郎さん(司馬)は売れないミュージシャンでしかも殺させたし
紹一さん(袁紹)はオネエ系のキモいデザイナーにしたし
卓郎さん(董卓)はゴツイCGクリエーター(ゴツイのにあだながピンク)
うーむ。なかなか気合いの入った嫌がらせっぷり。すがすがしい程の蜀ひいき。(つか他勢力たたき落とし?)
というわけでグダグダと続いたこのシリーズ、
しかし何よりもグダグダだったのは
つゆだくの愚痴という、極悪長編
「死亡の館・赤い壁」
遂に完結いたしました。
「第561話 (空城の計)」でございます。
親密な間柄の者に、部外者は口を出してはならない・・・。byコウメイ(所轄)
誕生日、妻に贈りたいと肖像画を一心不乱に描く周作さん・・・。
妻への愛を筆に託して・・・なんとしても誕生日には贈りたい、と。
結果として、それがあだとなって妻を死なせてしまった・・・・。
すれ違いと言葉不足と誤解とが絡み合って起きた悲劇。でもお互い
愛し合っていたんだYO。
だからいいでしょ、みたいな?
…なに? ちょっといい話を最後に突っ込んで、
「あー、やっぱり二人は愛し合っていたのね、よかった」などと、
うっかり ホッ とさせておいて、
ラストのどさくさに紛れてお茶を濁してハイおしまい!・・・って?
描き逃げオーライ、後は野となれってか?
ワァ。おもしろーい!
・・・なわけねーだろーーーー!!!
これでフォローしたつもりかぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
結局は周瑜と小喬を不幸にしたということに気付かないとでも?
・・・まあ確かに一瞬、誤魔化されそうになったけど。(なったんかい)
もはや妻に愛情は無く、ということでなかったことだけが救いか?
妻の「小橋さん」も、周作さんの描いた肖像画を誕生日には飾りたい、と思っていた事からしても
たぶん旦那の事を愛していたんでしょう。その辺全く描かれてなかったけど。
つかスゴイ不幸そうな顔しかしてなかったけど。
だいたい・・・
「実はそうでした」 とはいったってね、
結局、
「小橋さんは夫の気持ちをしらないまま、不実さだけを嘆いて」
死んだんじゃないの。
・・・1人さびしくね。擦れ違いがあったとも知らず、翌日には完成した自分の肖像画を見られるはずだとも知らず、
…もしかしたらまあ、一見不幸そうに見えるけど、二人はなんだかんだ言ってラブラブだったりしたのかもしれないけど(実際そのへん描かれてないから)
でも回想・・・っていうか想像シーンに登場する小橋さんはどれもこれも
不幸極まりない顔つきの物ばっか。
故意に「不幸さ」をプッシュしてあったとしか思えない。
周作は酷い男で、妻にも冷酷で、もしかして小橋さんはDVにさえあってるんじゃないか、ぐらいの勢いで
不幸そう だったじゃありませんか!
…まあね、殺人事件の話に、「笑顔満開」な登場人物ではムードが盛り上がらないからね・・・。
小橋さんが「不幸そう」だったのは、いわゆる演出上のもの、そんなに深く考えないで、ってことだとしても~~~
じゃあ?
あの悪者チックな周作さんは一体ナニ?どゆこと?
彼は容疑者では無くて、一被害者でしょーが。単なる被害者なのに、
なぜにあんなに悪党顔。
不幸顔、なら分かるんですよ。不幸な話だからね。不幸そうに見せる必要はあると思う。
でも、
悪党ヅラである必要は・・・・ ないんじゃ?
被害者でああいう
悪党ヅラしてるのって、
大概、「そらお前、殺されてもしゃーないで」っていう、悪党ヅラ当然なキャラだよね、ふつう。
加害者に情状酌量の余地あり的な。
しかして今回、わたしの周作さんは(誰が誰のだって?)、お前そらしゃーないで、なことなんてしてないのに・・・・
ただ殺されただけなのにーーーー!! (屈辱・・・)
あんな悪党ヅラにする必要、ある?
所轄のコウメイ刑事はこんなクールビューティなのに。
なんじゃこの差は。(話が戻ってます。つゆだくさん)
あえて悪者チックにする必要はどこに?(死人も容疑者の一人、という展開じゃないくせに)
あんなに悪党ヅラにしなくたって、ごく普通の青年画家…そんな目を見張るようなイケメンにしろとは言わないからさ、
一般的な登場人物レベルのキャラ設定でもよかったわけじゃん?
…ただ殺されただけなんだから!(しつこい)
もうこれは
ただの嫌がらせ としか。そんなに周瑜さま嫌い?青や(ゴホゴホッ
まさしくこれは
三国志演義の常套手段ではないの。
天才孔明を引き立てるためにだけ存在する脇役・周瑜。
比較して「すごいなーかっこいいなー。それに比べてあいつはよー」と言わせるためだけの脇役・・・。
いかに孔明をより格好良く、美しく。
いかに周瑜をよりみっともなく、惨めに。
・・・・・・そーかそんなに周瑜さまが憎いか。
「赤壁は周瑜の戦いだった。この時孔明は実は何もしていない」
と言われるのがそんなに悔しいか。
だが、そりゃこっちが言いたい。
周瑜さまがされていたのは
真実の捻じ曲げだよ?
どっかのだれかさんみたく、
やってもいないことを自分の手柄にしていたわけじゃない。
本来周瑜さまが称賛されてしかるべきものを、何百年も奪っていたくせに、
取り返されて腹立てる とは一体どーいう了見だと。
送り手側にいると思ってチョーシぶっこきやがって・・・・(あらっ。お下品)
しかもさー
アッタマに来るのは
孔明本を書いている小橋さんは幸せそうだということ!
周作さんとのシーンでは完全に不幸顔だったのに・・・。
コウメイ君との日々が一番幸せだった的な?彼の事を書く時が小橋さんの唯一幸せな時でした…的な?
ほんとに・・・・、こんなとこまで馬鹿にするわけ?
念が入ったことで。(そこをほじくり返すつゆだくも念の入り方では負けてませんが)
ああ・・・年の瀬も押し迫っているときに、こんな
文句ダラダラな記事で本当にすみません・・・
次は明るくパーっと周瑜さまを持ちあげたいな
≪オマケ≫
犯人の「翠川(曽根)」が「小橋さんに似ていると思って買った絵」から事件が(誤解の連鎖が)起こったんですけど
「小喬の絵」を欲しがるなんて、やっぱレックリねたですかね?(笑)
曽根(曹操)→
小橋 でしたしね。
そして
やはり蘭は
三国志オタクだった。「まさに!死せる孔明、生ける仲達を走らす、ですねっっ!!」
ついでに
私が最も愛した本の、最も愛したフレーズ…
『その少年は何もかも見透かしたような涼やかな瞳で、静かにそして重々しく、真相を語り始めた…そう、あの名軍師・諸葛亮孔明のように』
自分がモデルと解っていて、そのフレーズが一番好きというんだからもう・・・(笑)
普通は恥ずかしくて言えません!!(あ。普通じゃないのか)
コウメイ刑事、
尋常じゃないナルシストです。
自分大好きです。ソコまでやるとむしろ引くって!ファンでも引くって!