ただ、もうちょっと先になるんだけど。まあ、ほんのちょっとだけどね。
ほんの8000年ばかり。
右上の煌めく星が、
つゆだくのポラリス・周瑜さまです
・・・つゆだくはまた急に何を言い出したんじゃと思われましょうね。笑。
周瑜さまがお亡くなりになられて1800年。。。。。
今年がちょうど1800年になります。
・・・一言で1800年、とは言うモノの
もう、1800年なんて、
想像を絶する大昔じゃないですか。でしょ?
周瑜さまが生まれたの、
西暦175年ですよ。
2世紀ですよ!
私たちなんて、
20世紀なんですよ?!
何世紀ぶん離れてるんだと・・・・・orz (何をいまさら)
あまりにも昔すぎるじゃないのよーーーー
あんまり昔すぎるから、周瑜さまの時代の遺物なんか、あっても手に触れることもできやしない。
博物館のガラスケースに収まって、
匂いも嗅げやしない!!(何それ。笑)
しかも滅多に見られない。「大中国展」とか大きなイベントでもなきゃ・・・。
まして田舎じゃさぁ・・・
・・・もっと、手軽で身近で、いつでも見られるような、1800年前の物体は無いものか?
と、つゆだくは考えたのです。
そして数年前のある夜、
見つけたんです!!
周瑜さまを偲ぶにぴったりな、1800年前のモノを!
そ れ は !
はくちょう座の 「デネブ」!!!
なんでか? ハイ、ご説明いたしましょう
この
デネブという星が、どこにあるかご存知ですか?
なんと、
地球から 1800光年 のところ にあるんです
(正確には「太陽から」なんですけど、地球から太陽までは8光(分)にすぎないのでまあいいかと)
そう。
1800光年ということは
今、ワタシが目にしている
デネブの輝きは、
1800年前の「光」・・・!
1800年かけて今、ワタシの目に届いた「1800年前の光」ということです
あの星の煌めきは、1800年も前のモノなんです。
あの、周瑜さまのいた時代の、光です・・・
ああ周瑜さま・・・・・
そんなところにいらしたなんて!!(←どーしよーもねーな。この女は)
いつでも(昼は見えないけど)空を見上げれば(季節によっちゃ無理だけど)そこにある光は、
周瑜さまの時代の光なんですね・・・・
なんていいものを見つけたんでしょう!ワタシ!(笑)
もう、ワタシにとって
デネブは
周瑜さまの代名詞(そこまで言う?)
しかもね、この星の輝きの強さといったら・・・びっくりですよ。
デネブは、青白い光の星です
『夏の大三角』といえば、ベガ(25光年)アルタイル(16光年)、そして
わが愛しのデネブです。
ベガもアルタイルも「1等星」ですが、その距離は上記のとおり。
「夏の大三角」というひとつの容を構成している星同士ではありますが、
デネブだけはダントツにケタ違いの遠いところにあるのです。
にもかかわらず1等星の明るさに輝いているのです!
す・ご・い
と思いませんか
実は、
デネブの本当の明るさは
太陽の7万倍もあるというのです。
全天で見られる21個の明るい星が「1等星」とされておりますが、ぶっちゃけ見た目のみのデネブは、そう明るい星でもないのです。
あまりにも遠くに存在するため、私たちの目に届くその輝きは弱められてしまっていますが
わが愛しのデネブこそ本当は1等星の中では最も明るく輝いている星なのです・・・
そう、それはまさしく
周瑜さまだと思いませんか?
常勝の将軍、人々から愛された、若き美しい将星・・・・
真実の姿は激しく眩い輝きを放っているのに、
なんやかや色々と(誰かに)泥塗りたくられて、遥か彼方にその
真に美しく力強い姿を追いやられた・・・、
孫呉の、いや、三国時代の英雄・周瑜公瑾!!!
・・・この星の在りようと、なにか被るものを感じませんか?
本来ある場所へ行って、その姿を見れば、ベガやアルタイルなどとは比べ物にならぬ程の輝きを放っていることを知るでしょう。
地球の私たちが目にしている、距離を無視した平面としての星座の輝きではわからぬものを。
虚構を上塗りされて、真実の姿を見てはもらえない、わが最愛の周瑜さまに似ているとは思われませんか?
ああ、もう、それを知ってますますこの
デネブという星をいとしく感じます。
デネブと似た星に、オリオン座のリゲルがあります。リゲルも青白い1等星で、距離は700光年です。
デネブと同様の青白い美しい星ですが、
本当の明るさは、デネブはリゲルの2倍もあるそうです。
そ し て ・ ・ ・
うふふふふ
この、
デネブ、なんとですね、
地球の歳差運動のために
8000年後には北極星になる星なのです!!!
そう! 8000年後・・・周瑜さまの星は、
つゆだくのポラリスとなるのです!! じゃじゃーん
周瑜「僕が君のポラリスになるから、もう迷わなくてもいいよ」 ってことなのです!
8000年後だけど。
地球があるのかどうかすらアヤシイもんですが、
できるなら
8000年後に生まれて、周瑜さまがポラリスとなった姿をこの目で見たい。 (もう妄想の暴走がとまりませーーーん!)
さらにこの
デネブが所属する星座・・・「はくちょう座」ですが・・・を「ギリシャ神話」で調べてみると、これまた面白い物語が出てくるんですねぇー・・・ふふふ
ギリシア神話の中に現れる白鳥は、大神ゼウスの化身とした姿とするものもありますが
太陽神アポロンの子・パエトンが、太陽を曳く馬車から落ちたエリダヌス川で、
悲しみに打ちひしがれながらパエトンの亡骸を探し続けた
親友・キュクノスの姿だ、とも、いわれているの・で・す
ちょ・・・
それ・・・
どこかの誰かと誰かの事じゃないのぉぉぉぉxーーーーーーー!!(爆笑)
暴走する太陽の馬車を御することもできず、世界を滅茶苦茶にしかねないパエトンを、
ゼウスがやむなく雷でもって殺した、という。
そしてその亡骸を川で探し続ける親友の姿を哀れに思い、その川を天に上げ、星座にしたのだそうな。
あえて言うまでもないけど。
パエトン=孫策、 キュクノス=周瑜、 ゼウス=曹操 なんて変換して想像すると、
いっそう萌えます。(笑)
さらにはこの萌えストーリーだけでは飽き足らず(そーなのか?)
『
音楽の天才オルフェウスは死ぬと、白鳥の姿となり、彼の愛した
琴 (こと座)の近くに置かれた』・・・という、
これまた
誰かさんを彷彿とさせる出来すぎエピソード(笑) を持つ、
グッジョブな星座
それが
はくちょう座 なのです
んもう、さすが
デネブが所属する星座だと思いませんか?!
萌え~~!!ですよ!
萌え~~~~~!!! (落ち着け)
はぁはぁ・・・
テンション上げすぎだし…(笑)
ちょっと、この興奮しすぎの脳をクールダウンしましょう。
最初に書いた「1800光年」について
もうひと押し突っこんでみることにします。
1800光年、とは「光の速度で1800年かかる」とゆー事ですよね。簡単に言うと。
光の速度は『秒速30万km』、
1秒間に地球を7周半する、と言われますね。
とゆーことは・・・、
1分間に45周
1時間に2万7千周
1日で64万8000周
1週間で453万6000周
1年で
2億3652万周・・・
1800年で
425,736,000,000周・・・・・・
4257億3600万周・・・?
えーと、つまり・・・
周瑜さまは
地球を、4257億3600万周するくらい遠いところの人だと?
・・・と、遠い・・・
(←遠いとかそういうレベルの話ではないよーな気が)
ち、ちなみに地球一周は・・・
約4万キロ。
ということは。 4257億3600万周とは。
1,702,944,000,000キロメートル・・・?なんじゃこりゃ。
えーと? ・・・
1兆7029億4400万キロメートル・・・・・・・・?
い・・・1兆っ・・・・・・・
・・・・・む、
無理------!! (←アホですな。)
ごめんなさい周瑜さま・・・・
とてもじゃないけど生きてるうちには行けそうにありません・・・・・orz
このふがいないつゆだくを許して!!!
そのかわり、いつも空を見るときは周瑜さまの星を見るから!
あの星を見て、周瑜さまを想うから!