ちーむ☆ものくろ

黒色ダップー犬と飼い主の日々のつぶやき。
ときどき白黒ネコと茶色の犬の話も、ね。

「躾」に暴力や体罰はいらないよね?

2019-02-17 | 犬・猫と暮らして思うこと

先日 散歩中の犬を何度も蹴る飼い主の動画が ニュースで流れました。

動画を見ると 犬が倒れこむほどの蹴りかた。

蹴られる前から不自然な歩き方だったので 高齢犬か もしくは日々日常的に

虐待のようなことをされて傷付いているのか と見てとりました。

飼い主のインタビューが流れました。

14歳のラブラドール。 

トイレではないところで粗相をしたから 「躾」のために蹴ったという。

ペットショップで「いけないことをしたら 叱って褒めろ」といわれたから という。

ショップで?

ラブラドールをショップから迎えたとしたら。

この子は14年もの間 こんな「躾」をされてきたということ?

言葉がでない・・・・・・。

保護した愛護団体が最後まで世話する宣言をしています。

なにがあっても 元の飼い主のところには戻さないで と願うばかり。

残りの時を穏やかに暮らしてほしいし。

寿命を全うするときには 「悪いニンゲンばかりじゃない。やさしいひともいた」と

思って旅だてますように 祈りたい。

 

ずっと前に アメリカのドッグトレーナーの講義を受けた時に言っていた。

「犬を飼って 問題がでてからあわてて勉強する飼い主さんが多い。

飼ったあとではなくて 飼おうと思ったそのときから 飼い主さんは勉強しないといけない」と。

 

ネットやメディアで 情報はたくさんみることができる。

参考になることも確かにあるけれど。

それがどの犬にも当てはまって「いいこ」になるとは限らない。

文章や映像のうわべだけ おなじように真似たってだめなんです。

きっと このラブの飼い主は 自分は学ばないで 言われたとおり

「叱って褒める」だけをしてたんだと思う。

でも なかなか思う通りにならないから 感情的になって 蹴ることも始めたんだろうね。

 

昨年 NHKの番組で あるトレーナー(番組では訓練士となっていました)が紹介されました。

物議をかもしました。

私も番組を見ました。

正直 目を覆いたくなる 耳をふさぎたくなる場面もありました。

何より この番組を見た 愛犬の問題で困っている飼い主さんが このままを真似てしまったら

怖い と思いました。

訓練士の方を否定するわけではありません。愛情も持ってやっていると思います。

ただただ そのまま一般の飼い主が真似てしまわないか とても心配になったのです。

 

画面に「訓練士は特別に勉強やら技術を磨いてきたからできるのであって 

決して真似はしないでください」みたいな表示が小さくでましたが。

このラブの飼い主さんみたいに「ああそうやるのね そうやったらおとなしくなるんだ」

って わかった気分になってやってしまうひと 絶対でてしまうと思ったんです。

テレビ等の影響力は 大きいものです。

ここに その番組貼ってみます。見てほしいと思います。

この番組に対して 「公共社団法人 日本動物福祉協会」がNHKに要望書を提出しています。

福祉協会のHPの「動物関連事業トピックス」の3ページめ。

「NHK プロフェッショナル~ 仕事の流儀~への要望書」です。

こちらも一読してみてください。

私は ひと 犬猫の「躾」(そもそも私はこの言葉も好きではないのですが)に

暴力や体罰は必要ないと思っています。

なので 福祉協会側の意見に近いです。(入交先生の意見書に近い考え)

今年になって わが子へ虐待し 死亡させた事件もありました。

虐待 暴力。それによって 傷つくこと 命を落とすこと。

人にも動物にも なくなってほしいと願います。

日本動物福祉協会(←クリックしてください)


もう飼わないでほしい って思う

2018-07-18 | 犬・猫と暮らして思うこと

毎日「暑い」という言葉しかでてきません

夕方散歩もとうとう 「夜散歩」に変化しつつある ゆうら家です

それでもアスファルトは冷えてはいないし 風も生ぬるい

ただひとつだけいいことは。月と星がとってもきれいなこと

ちょっと暑さが癒されます

 

エアコンは24時間稼働中。電気代を思うと ぞっとしますが

もし かーちゃんとゆうらさんが入れ替わり熱中症になったら 

病院代のほうが電気代より はるかに高くつくから

暑いなか 頑張ってるとーちゃんには 大変申し訳けないけど エアコン三昧しています。

       てか とーちゃんが 病院代のほーが高くなるから エアコンきるな っていうんだよね。

      そーでなくても 今年のこの暑さじゃ スイッチ・オフにはできないよなあぁ。 こりゃしゃーないな

ゆうらさんは 涼しいお部屋で過ごせて 幸せだよ

   ゆうら> あー えあこん さいこー 

                     パンツ履け! ぱんつーーっっ!!

     ゆうら> やだなぁ はいてるよん おりこーさんには みえるぱんつー ちなみに きょうは すいかがらだよん

    まじ?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

ゆうらさん地域には 何頭か外飼いされてる犬がいます。

この日差しと気温で つらいだろうなぁって思ってしまいます。

外飼いが悪いとは言いません。そのお宅の事情というものがあるのでしょうし。

外で飼っていても 愛情持ってかわいがっている飼い主さんはいますし。

暑さ寒さ対策をちゃんとしている飼い主さんだって いらっしゃいます。

でも残念なことに すべての飼い主さんがそうではなくて。

日蔭もあまりなく 風通しも悪いところに繋いでいる。

日差しが当たっていて 飲み水もお湯になっている。

どんなに暑くても逃げ場のないところで 毎日ひたすら過ごしている犬もいます。

 

ゆうらさんのお散歩道の途中に そんな犬がいるのです。

その犬は 私が知っている限りでは2代目です。

先代犬は 大型犬でした。古ぼけた犬小屋に重そうな鎖でつながれていました。

日蔭なんてない場所に繋がれていて ストレスなのかいつも右往左往。

ウロウロと動いていました。

私は その犬がお散歩をしているのを 一度も見たことがありませんでした。

ご近所さんの話だと パピーの頃にしていたけど 大きくなってからは全くと言っていいほど

お散歩なんてしていないね・・・・・。

ある日ふと そういえば最近右往左往する鎖の音がしなくなったな と思ったら。

亡くなったそうでした。

あの子は 生きている間 楽しかったかな・・・・。

安らかに眠ってほしいと心から思いました。

 

でもね。しばらくして・・・・・

その飼い主さんが 新しいワンコを連れて散歩していました。

私もご近所さんも 「えっ? また飼ったんだ・・・・」

 

人づてに聞いた話だと 保護犬を迎えたらしいです。

保護犬の里親になるには いろいろ条件があるようだから。

それをクリアして迎えたのだし 今度はちゃんと飼うのだろうと思っていました。

しばらくは 時々散歩する姿を見かけていました。

けれど今は・・・・・・・・・・・・

先代犬と全く同じ状態で暮らしています。

早朝から 重そうな鎖をちゃらちゃら鳴らしながら 小屋周辺をウロウロしている。

見たところ 日蔭対策もなさそう。

たぶん お散歩も もうしていないんだろう と思います。

 

どうして また犬を飼おうって思ったの?  

どうして そういう飼い方になっちゃうの?

保護犬だったら 尚更。

つらい経験をしてきて やっと幸せになれるはずだったのに。

またつらい環境にさらされるなんて かわいそうだよ。

 

それでも 自分を選んでくれた飼い主さんのこと 信頼して。

どんなにつらい環境にいても 飼い主さんをみると しっぽを振って。

好きだよーって 笑っている。

なんだか 切ない。

毎日 垣根越しに 「今日も暑いね。大丈夫?」って 声をかけてあげるしかできなくて。

もどかしい。

 

犬は飼い主を選べない。

小さくても大切な たったひとつの命だから。

ちゃんと守ってあげてほしいと思うのです。

 

それができないなら。

お願いだから。

もう犬は飼わないで って思うばかりです。

 

  お外にいるワンコさんたちが この暑すぎる夏を 無事に乗り越えられますように

 

      ゆうら> しんぱいしてるよん  ぶじに のりきってね 

 

 


愛犬のクローン?( 一一)

2018-04-25 | 犬・猫と暮らして思うこと

女優のバーブラ・ストライサンドが 亡くなった愛犬サマンサの細胞を使って

2頭のクローン犬を作ったそうな。

って どーなのよ?

そりゃね 愛する犬とずっとずっと一緒にいたいって気持ちはわかるわよ。

ワタシだって ミュウさんやクーさんと別れたくはなかったし。

ゆうらさんとだって ずーーっと一緒にいたいと思うわよ。

でもね 細胞は確かに愛する犬のもので そこから作られてるとしても。

見た目も性格も感情も。 似ているのかもしれないけど。おなじようかもしれないけど。

なくなった愛犬そのものではないよね。

 

ミュウさんはミュウさんだけ。クーさんもクーさんだけ。ゆうらさんもそうだ。

楽しい日々があって 時が過ぎて別れが来る。。生きる死ぬの尊厳も。

そういう様々なものがあって。

いつまでも亡くなったコたちを忘れないで 愛し続けていけるんだと思う。

かわりのもの なんていないのだ。

 

バーブラさん ワタシはあなたのしたこと しないわね。

どんなにお金があったとしても だれかが作ってあげると言っても 断るわ。

大切な命は みんなにひとつづつ。

人も犬も。 それだから 愛おしいんだよ。

 

それと バーブラさん。

あなた76歳なんだってね?

その年齢で若い犬を2頭も飼ってしまう?

それも問題だと思うわよ~。

クローンだけど 犬の平均寿命は生きるらしいよ。

あなたがクローン犬より先に亡くなったら 犬たちはどうなるの?

    犬たちは あなたのクローン 作れないんだから さ。

      黒いコはNattyDogの看板犬 。ふーこねーさんこと 不二子さん。

         お鼻だけ出てるのは同じく看板犬の コジこと 小次郎くん。

          ミュウさんはオーダーしたお洋服ができて 着てみたところ。

                もうみんな お空組だけど。

          ずっとずっと かわりはない かけがえのない 愛しいコたち。

 


憧れ

2017-12-12 | 犬・猫と暮らして思うこと

ゆうらさんがまだ2歳くらいの頃 お世話になったトレーナーさんに教えてもらった動画。

le chien qui sait danser

 

ダンスも最高だけど パートナーとのコミュニケーションのすばらしさ!

犬の ものすごく楽しそうな表情。

かーちゃんは ずっとずっと憧れています。

 


ワクチン接種

2017-12-01 | 犬・猫と暮らして思うこと

 ゆうらさん 今年も無事にワクチン接種しました。

アナフィラキシーは接種後 30分以内に出るらしいのですが それもなく。

主な副作用症状 顔が一目瞭然に腫れて顔をしきりに掻く

(↑でもこれ 1%以下の確立らしい) もなく。

翌日も元気で。

無事に済みました。

 

「ワクチン接種は1年ごとでなく 3年に1度でよい」という話があります。

犬関係の講義で 某獣医さんが言っていたのを ずいぶん前に聞いこともあります。

「3年に1度でいいんだってさ。だからそうしようと思う」っていう

飼い主さんもちらほら。

 

だけどね。「なんで3年に1度でいいの?」って聞くと。

「え? うーーん よくわからないけど そう聞いたから」とか。

「毎年接種するのは 獣医さんの儲けのためらしいよ」とか。

おいおーーい。

「よくわからなーーい」 のに そうするの~?

獣医さんだって経営者だから「儲け」もださないといけないけど。

そのために毎年接種にしてるわけじゃないでしょ~~。

 

いいんですよ 3年ごとでも。

ただそれにするには やらなくちゃいけないことがあるの。

前回接種した それぞれの感染症の抗体が どれだけ体内に残っているかを

調べなくてはいけないのです。

闇雲に3年ごとに接種 はだめなのよ~。

 

海外では3年ごとが主流になりつつあるようです。

「世界小動物獣医師会(WSAVA)」か2007年に発表し 2015年に改訂したガイドラインでは

ワクチンによる副作用を減らすために

「原則として3年に1度よりも短い期間すべきではない」としました。

1年ごとにしている日本とは異なりますよね。

ゆうらさんの主治医さんに聞いてみました。

アメリカでは

 接種する→1年目抗体がどの程度残っているか検査→2年目もういちど検査

           →3年目確実性を持つためにすべて接種する パターンらしい。

(1 、2年目の検査でなくなっていた抗体は 3年待たずに接種するんでしょうね(←私の考え))

 

「日本でも必ず1年毎とはきまっていない。抗体がどの程度残っているかを調べて

少なくなっているものだけ接種する という形でも良い。

すべて接種するのと抗体検査するのも コスト的にはそれほどかわらない。」とのことでした。

「日本では100%の臨床結果がまだ確立していない」とも言ってたかな。

 

最近 このような流れから「犬用ワクチチェック」という コアワクチンの抗体検査キットが

動物用医薬品として認可を受けて 国内の獣医さんが使用できるようになった 

という記事を読みました。

その話も主治医さんに聞くと。

「確かにキットができました。それを使うとその日その場で抗体が残っているかがわかります。

が ただどのくらい残っているか というのはわかりません。

100%残っていても 10%しか残っていなくても「抗体持ってますよ」となる。

うちはちゃんと大丈夫だと判断したいから 検査機関に出して数値を見ることにしているし

これからもそうする。だからキットは使わない」と言ってました。

私的には そうだよねぇ 抗体持ってるよってキットが判断したけれど

実はもうかなり残り少なくて 2か月後くらいに0になっちゃう なんて場合。

その後の抗体チェックまでのあいだ 無防備なのは怖い。

うちのゆうらさんなんて 免疫弱いから 恐ろしい。

こんな質問したものだから 主治医さんは私がそう希望していると思ったのか。

「ゆうらちゃんも抗体検査してパターンを変えることはできなくはない」と言ったけど

ゆうらさんはとにかく感染症に弱いし。

確実な予防をしておきたいから。

今回も いつも通りの接種をお願いしました。

 

世間の流れはこうであっても それぞれです。

飼い主さんの考え方 愛犬の健康状態 で違っていいと思います。

ただ。

3年にいちどに変更しようとするなら。

抗体チェックは必ずしてくださいね。

まあ そうする場合 獣医さんが必ずすると思うけど。

私が思うには「キットのみ」はやめたほうがいいかな と感じました。

ちゃんと数値を見たほうがいいと思います。

 

ゆうらさんは しばらくは1年ごとに接種しようと思います。

たぶん ゆうらさんの場合 パターンを変えたほうがよくなったときは

主治医さんがそう言ってくれるでしょう。そういう先生ですから。

 

今回もゆうらさんは レプトスピラを除いた6種混合を接種しました。

神奈川県はレプトスピラの発症報告がまだまだ少ないですし ドッグランや

レプトスピラが多くでている関西地方に行くこともないし。

野ネズミちゃんに遭遇することもないし ね。

必要になったら これまた主治医さんが言ってくれるというので 安心です。

 

ワクチン接種は愛犬の感染症予防に大切です。

病気になって愛犬が苦しい思いをするのはかわいそうです。

必要なものは取り入れましょうね。

 

主治医さんにワクチンのことやら聞いてたら。

「いろいろ聞きすぎ」みたいなこと 横でとーちゃんが言ったけど。

わからないことは聞いたほうがいい。

飼い主も知識を増やしたほうがいいよね? と私が言ったら。

「そうですよ~ しってるほうがいいですよ。なんでも聞いてください」と笑顔の主治医さん。

とっても頼りになって 安心をくれる先生です。

先生 いつもありがとう~~~。