ちーむ☆ものくろ

黒色ダップー犬と飼い主の日々のつぶやき。
ときどき白黒ネコと茶色の犬の話も、ね。

犬を迎えようとしているSさんへ そしてみなさんにも

2017-11-28 | 犬・猫と暮らして思うこと

夕べ とーちゃんからSさんが犬を迎えたいと思っていること 聞きました。 

「どこから迎えたらいいですかね?」 と とーちゃんに聞いたそうですが。

残念ながら とーちゃんには答えられません はい

「とりあえず 次の休日に近くのペットショップを覗きに行ってみる」

と言ってるよ と聞きました。

 

「ペットショップで犬猫を買わないで」とよく耳にしますね。

確かにあまり良い環境じゃないし。どうかと思うよ な展示や販売だったりもするけど。

ペットショップはだめだめ・・・ というような言葉が 

ショップから迎えた飼い主さんの心を刺したりもしています。

「ごめんなさい うち ペットショップで買ったの・・・」と申し訳なさそうに

小さくなって言う飼い主さんと会うと なんだかかわいそうになっちゃうの。

 

わが子との出会い。

私はどこのショップがいいとか いやいや ブリーダーだよとか 言えません。

出会う場所がどこ というより。 

「あっ!この子!」みたいな。 

どうしても目が離せないような。

気持ちや 縁ていうのかな そういうもののほうが大事なんじゃないか と思うのです。

場所がどんなに悪いところであっても そこにいる犬や猫たちにはなにも罪はないんですよね。

みんな幸せになる権利を持っているんです。

 

我が家は 保護団体以外の場所から迎え入れた経験があります。

ミュウさんはショップ。

ただ ショップと言ってもトリミング店にいました。

ショップのオーナーさん宅で生まれたコで 夜や休日はオーナーさんの自宅のリビングで

親犬と一緒にいたから 家庭出身ともいえるかな。

ゆうらさんは ブリーダー(とーちゃんが名前をsさんに言ったと思う)

テレビの動物番組に子犬を提供したり 某芸能人の犬がここの

出身ってことを宣伝に使ってたりする。私的には決して良いとは思えないブリーダー。

ブリーディングの仕方も どうかと思う。ていうか もうやめてほしいと 私は思っています。

なんでそんなところから ゆうらさんを? とお思いでしょうね。

それは 以前にも書いたと思うから ブログ内 探して読んでね 笑

ゆうらさんこそ 運命の出会いだと思っているんです。

劣悪なところから救いだせてよかったと思っています。

クーさんは 元野良猫。

怪我してたから保護。

思ってもみなかった猫との暮らしが始まりましたけど すごく楽しかった。

こどものころ飼っていた犬はすべて 祖父の家で生まれた犬。家庭出身。

それぞれな出身だけれど 何も変わりはない。問題もありませんでした。

 

要は。迎えてからが大切なんだと思うのです。

どこからこようが 大切な命にはかわりない。なにがあっても愛し抜く。

短い犬生 日々楽しんで 楽しませて。お互い幸せだねって暮らすことが大切。

いろいろあっても 思いだしたらすべてが笑顔に変わるような。

そういう毎日を過ごせることが大事だと思います。

そして。最期のときには「ありがとう」に尽きるように。

 

それから もうひとつ 大事なこと。

迎えたいって心がMaxになる前に。 いちど冷静になって考えましょう。

住環境のことや 経済的なこと。 自分の年齢のこと などなど。

家族全員が飼うことに賛成しているってことも大事です。

ひとりでも反対あったら 残念だけど やめたほうがいいと思います。

経済もね。ごはん代だけではないですから。

ゆうらさんみたいに 体の弱いコだったら 病院代もかかります。

病気だからって お金がかかるからやーめたって 放棄するのは許しがたい。

いや 許せない。

病気や怪我に備えて保険も必要。

自分の年齢もね。犬より先に飼い主が死んじゃうことはできないよ。

年とって寂しいから 生きがいにしたいからって 子犬を飼うのは止めてほしいことのひとつ。

自分に万が一が起きても そのあとをみてくれる家族がいたり。引き取って最期まで

面倒を見てくれる 確たる約束ができている人がいれば いいけれど・・・・。

Sさんはお若そうだし ご家族いるから 大丈夫ね。

 

いろいろ書きましたけど。

 Sさんは初めて犬を飼うのではないから こんなこと言われなくても

わかってらっしゃるよね 笑

 

とにかく。家族みなさんで たくさん考えて 相談してくださいね。

 

そして。

かわいいコと 良いご縁があって。

楽しい日日 幸せな日々が 再び訪れますように。

いつか ゆうらさんとデートができたら うれしいです。

 

★おまけ★

ゆうら> あたしは たくさん さつまあげもらって うれしーのん ありがとねん

        とーちゃんの知人さんに 本場鹿児島のさつまあげ いただきました。

               おいしくいただいております。ありがとうございまーす

 

 

 

 

 

 

 


痛い道具は必要?

2016-10-06 | 犬・猫と暮らして思うこと

ゆうらさんのパピーのころからのトレーニング。

それは「褒めて教える」というもの。

だからといってあまやかしているわけとは違います。

いけないことしたときは、それはだめ、いけないといいます。

でも声を荒げたり、強く言ったりしません。それでも案外伝わるものです。

というか、いけないことをさせない環境作りをすること。

失敗させないことが大事。

失敗しないということは、必然的に「いいこねぇ」と褒めることが増えるわけです。

いけないことや失敗したときは、黙ってスルー。

次にむけて、どうしたらいけない行動をしないか、させないか。

飼い主が考えることにしています。

だってそのいけない行動というものは、ほとんど犬にとっては本能でしていることが多い。

だから犬にとっては、まちがいでも失敗でもないわけです。

それをされると困るのはニンゲンの都合なわけで。

こちらの都合にあわせてもらうわけだし、ずっと一緒に暮らすのだから。

おたがいすこしでも気持ちよく、楽しくわかりあえるのがよいと思うわけです。

 

ゆうらさんの場合。

トレーニングのおともは、飼い主が「おりこうさん、そうそう、上手だねぇ」と

嬉しそうにいう誉め言葉と、ちょっとおいしいおやつだけです。

特別なものは使っていません。

それでも世間のいう問題行動はほとんどないですし、自ら私を見つめてきます。

気持ちも通いあっていると思います。

 

最近、近所の大型犬のパピーちゃんがトレーニングをうけているのですが。

ふつうのカラーから始まり、落ち着かないのでチョークカラーになり。

それでもだめだからとスパイクチェーンを装着するようになりました。

トレーナーさん曰く「暴れすぎるからスパイクじゃないとだめ。ずっとスパイクをつけるように」と言われたらしい。

 

ここからはあくまでも私の考えです。

スパイクチェーン。

いけない行動したら「いけない!!」と強く言ってぎゅっと締め付ける。

スパイクの先が首に刺さって痛いからその行動をやめる。

というものと理解しています。

私的にはこの方法、嫌いです。

スパイク使わないと教えられないというトレーナーさん、技量を疑います。

吠えたら締める。とびかかったら締める。引っ張ったら締める。

痛いからそのときは行動は止まると思うけど。

その場しのぎにならないのでしょうか?

原因の根本にたいしての解決にはならないのでは?

締め付ける飼い主に対して警戒心を持たせることにならないのでしょうか?

痛いことするから、それがいやだからいうことを聞こうなんて犬が思うようになったり。

いつも飼い主の様子をうかがうようになったら。

寂しいじゃないですか。

 

例えば、ゆうらさんが走ってくる車に吠えそうになった。

なので車とゆうらの間に私が入って、車ではなくて私に注目させるようにして。

吠えずに車をスルーできたら「おりこうさん」と褒めてフードの一粒でもあげる。

これを繰り返すことで、車が来たら、かーちゃんを見る、褒められた、おやつもらった。

車よりこっちのほうがたのしいじゃん?と覚えて吠えなくなる。

パピーさん。

車に向かって吠えさせる(絶対吠えるとわかっているけど飼い主は何も対処しない)

案の定吠えたら「いけない!!」と強くいいつつ、スパイクをぎゅっと締める。

犬は痛いから当然やめる。そうしたら「そういいこ」と褒めておやつをあげる。

車きた、吠えたら痛いことおきた、痛くて吠えられない、褒められた、おやつでた。

たぶん、褒められておやつがもらえたというより。

吠えると痛いことがおきるという恐怖感を覚えてやめるようになる。

のだと思う。

 

最後に褒めてフードをあげるから両者は似ている。

でも違うのよね。

ゆうらさんの場合は、失敗させずによい行動に導いてしまう。おたがい気持ちよく過ごせる。

パピーちゃんの場合は、いけないことをしたら悪いことが起こるよ、ほら痛いでしょ?

だからいいこにしなさい。

痛い目にあわないとおいしいおやつにもたどりつかない。

回り道だ。

きっとトレーナーさんは「結果、痛い目にあわずに済むことを学習して、悪い行動をおこさなくなるからいいのです」というのでしょうね。

最期に褒めてるんだから「褒めて教えている」っていうのかもしれないな。

 

なんかうまく言えないけど。そうじゃないよねぇ。

結果同じというならば。同じ結果にできるのであれば

痛い目にあわないほうがずっといい。

 

犬とずっと楽しく、信頼しあって暮らすために。

道具にたよらないトレーニング。選んでほしいと思います。

問題行動しなければ良い子、というわけではないですから。

自分の犬と向き合って、そのこのことをよく考えて。

痛みや怒りのないなかで、すくすく育っていけるように。

方法はあると思います。

 

私はミュウさんを育てるとき、最初は本に頼ってました。

のちにテリー・ライアンさんの講義に何度か出席して。

目からウロコ。

ミュウさんに、間違ったこともしていたことに気づきました。

それでも穏やかな成犬に育ったので、ミュウさんには感謝と謝罪の気持ちです。

テリー先生も叱らず、犬のことも尊重し、犬の体や気持ちに負担のかからないトレーニング方法です。

ゆうらさんの初めてのトレーナーさん、ダップ兄さんの飼い主。

西川文二先生のトレーニングルームのスタッフさんの河原インストラクター。

同じような教え方です。

その後も何人か遊び感覚で、違うトレーナーさんの主催するトレーニングにも参加しましたけど。

良い行動に導いて教える、というところを選んで行っていました。

少しまえ、テリー先生が来日して河原インストラクターさんも一緒に

「チキントレーニング」なるものを開催しました。

鶏にクリッカーを使ったトレーニングをするという、なんともかわったもの。

海外ではよく行われるらしい。

鶏によい行動をクリッカーを使って教えるという、トレーナーさん対象の講義だったようです。

犬のトレーニングと重なる部分があるそうです。

何日かかけて、クリッカーし続けたら鶏も覚えるそうです。

鶏だってできるんだから。

犬だって根気よくやればできるようになる。わかるようになる。

痛い道具は絶対必要ないよ。

 

チキントレーニング。

Can!Do!'s Blog

http://yapblog.jp/candodogschool/

カテゴリーKawaharaのひとりごとのなかの

「チキンキャンプのお手伝いに行ってきました」を見てください。

テリー先生、白髪がきれいになったなぁぁ。

 

 

 

 

 


飼い主さんが緊急と思ったら緊急なんです

2015-01-29 | 犬・猫と暮らして思うこと
前にこれと同じようなタイトルで記事を書きましたね。
「患者が緊急と思ったら緊急なんだ」
個人で夜間救急診療病院を立ち上げたドクターの話を書きました。
そのドクターが言った言葉。
昨日、同じ言葉を違うドクターが言っているのをテレビで見ました。

ドクターといっても人間のためのドクターではありません。
梅原さんという獣医さんです。
夜間往診を専門にしている獣医さんで、東京を拠点に埼玉、千葉まで。
一晩に何軒ものお宅に往診しています。
持てる限りの機材を抱えて往診していました。
口調も穏やかで、親身に親切に、きちんと説明もして治療にあたっていました。
番組の司会者に「こんなことくらいで呼ばないでほしいっていう場合もあるでしょう?」と聞かれると
優しく笑って「飼い主さんが緊急と思ったら緊急なんですよ」と答えていました。
「そうですよねぇ」って思わず言ってしまいました。
こういう獣医さんがいることがうれしい。
夜間、病院がしまっている時間の、飼い主の不安をちゃんとわかってくれている。
わかるから夜間往診専門をしようって思ったんでしょうね。
飼い主の気持ちに寄り添ってくれる獣医さん、なにより心強い。

ゆうらさんが夜間に何かあったとき。
主治医の病院はやっていないので、夜間救急病院に行くことになります。
幸い我が家から15分くらいのところにありますが。
おつきあいのない初対面の獣医さんに診てもらうわけで。
不安があります。
梅原先生のようなひとであってほしいと思います。

番組は動物病院の様子を紹介する番組でした。
バラエティ系だったので、浅く広くな感じでした。
病院にかけこんできた飼い主さんと患者さんの治療の様子を紹介してました。
その中で。
チョコレートを食べてしまったワンコさんと、おもちゃを飲みこんでしまったワンコさんがでてきました。
さいわいふたりとも飲んでから時間がたっていないので、吐かせることに。
これ見て、ひとつ知りましたよ。
誤飲したら食塩水を飲ませて吐かせろって話を聞いたことがあるので、病院でもなにか水状の薬を飲ませて吐かすんだろうと思っていましたが。
血管注射でした。
血管に止血剤系の薬を注射すると、1、2分で気持ち悪くなって嘔吐するのでした。
ふたりともあっと言う間に吐いたので、気持ち悪さは半端じゃなさそうです。
誤飲して4時間くらいだったらまだ胃にある可能性大なので、この方法で吐かせることができるそうです。
腸まで流れてしまったら心配しつつ排泄されるのを待つか、開腹手術です。
誤飲に気が付いたら一刻でも早く病院に行くべきですね。

誤飲はほぼ飼い主の責任だと思います。
食べては危険なもの、誤飲しそうなものは愛犬の届かないところにおきましょう。
部屋はかたづけて、シンプルに暮らしましょう。

ゆうら> きんきゅうは ないのがいちばんねん



ほんとにそうね。


どっち? 両方だよなぁ

2015-01-24 | 犬・猫と暮らして思うこと
昨年の頻尿検査以来、病院から遠ざかっているゆうらさん。
よいことよ

最近読んだ、ある獣医さんの記事に書かれてた。
ある会社の「良い動物病院とは?」というアンケートの結果は。
「獣医師の回答は最先端の高度医療の提供ができる病院が第1と考えているのに対して、
飼い主はよく話を聞いてくれて優しく親身になってくれる病院を第1に望んでいる」
だったそうだ。

親身になってくれるのはとっても大事。はずせない。
医療も、最先端までいかなくても、ある程度の機材もそろっていて。
プラス、病気や治療に対する経験と知識が豊富な獣医師さんがいてくれるといい。

両方そろってるいるのがベストだよなぁ。

ゆうらさんの通う病院は100%、とまではいかないけど。
両方そろっていると思ってますが。

みんな、どうやって病院決めてるのかなぁ。


ゆうら> どっちにしても びょーいんにはいきたくないねえぇぇ        こたつぬくぬくなのねん


そ、いかなくて済むのがいちばんよっ。

元気がなにより






先代犬たちが教えてくれる

2014-11-06 | 犬・猫と暮らして思うこと
みなさん、ゆうらさんの膀胱炎、心配してくださり、ありがとうございます。
細菌を排出させるために水分を多く摂っているからか、いつもに比べてまだ頻尿ですが。
「ええ?今行ったのにまたトイレ?」というような様子はなくなってきています。
土曜日まできっちり抗生剤を飲んで、日曜日に再検査しますよ。

みなさん「よく膀胱炎ってわかったよね、さすがミュウママ」なんていいますが。
きっとワタシじゃなくても気がつくと思いますよ。
だってほんとに頻繁にトイレに行くんだもの。
1時間に2度も3度もなんておかしいですもの。
ゆうらさんは普段は2、3時間に1度くらいだもの。
それを考えたら、異常事態です。

気がつけたのはね。
先代犬や猫たちとの生活があったからだと思うのです。
子供のころから数えたら、かなりの数の犬たちと暮らしてきました。
みんなそれぞれ、いろんな病気をしました。
そのときの様子、症状を覚えているから、「あれ?あのこの、あの病気のときと似てるなぁ、もしかして・・」
って、気がつけるんだと思うんです。

今回の膀胱炎もそう。
ミュウさんも膀胱炎を経験しました。
彼女はお散歩途中、頻繁におしっこポーズをくりかえしました。が、オシッコがでない。
少しでたな、と思ったら血が混じっていました。
診察の結果、膀胱炎。
頻繁な排尿動作、その割には尿量がない、そして血尿。
そうなったらまずは膀胱炎の疑いと知りました。
クーさんも何回か膀胱炎になりました。
猫の膀胱炎はただちに治療しないと危険なんですよ。
クーさんは頻尿。ゆうらさん以上にトイレ通い。
今トイレから出たと思ったらすぐUターン。ときにはトイレの前にすわって、じっとトイレを見つめてる。
トイレから離れられないって感じ。
毎回おしっこは出るけど少量。血は混じってなかったけど、診察の結果は膀胱炎。

こんなミュウさんとクーさんの経験があったから、ゆうらさんの膀胱炎に早く気付けたんだと思います。

膀胱炎だけでなく。
例えば嘔吐したとき。
少し様子をみてもいい、いやいや、すぐ診察必要の嘔吐もある程度判断できますし。
フィラリアの症状も見て知っています。
具合が悪いとき、犬は横にならない、伏せの姿勢で動かない、意外と顔はあげている。
ぐったり横になったらかなり重症、なんてことも知りました。
必ず、病院に行くのがベストです。
でも初期症状を知っていることで、早い判断ができたら、重症化を防ぐこともできること、
あると思います。

先代犬たちがいろいろ教えてくれているのです。
おかげで、1頭飼うごとに、すこしづつだけど、よい飼い主になってきているかな、と思っています。

みんな、ありがとね。

遠い将来。
ゆうらさんに続いて、だれかがやってくるか、こないかはわからないけど。
ゆうらさんとも学びましょう。難病のことも学びましょう。
きっといつか、だれかの役に立つはず。



ゆうらさん、おしっこ問題以外は元気そのものですよ
おとといは久しぶりに、うた先輩とお散歩しました。

ゆうら> あたしもいただけますのん? いいこしてますけどぉ?ああー はやくうぅぅ

うた先輩> あたしからだよね? 後輩はあとよっ

ね?元気でしょ?


ではまた