ちーむ☆ものくろ

黒色ダップー犬と飼い主の日々のつぶやき。
ときどき白黒ネコと茶色の犬の話も、ね。

日々の中の必守義務

2018-09-15 | 日常・つぶやき

私は 若き頃 某大学病院勤務していました。

病院が実家にかなり近い場所だったので 昔からのご近所さんや 同級生たちなど。

通院 入院している場面によく出会いました。

所属部署は 看護師関係の中枢部。

外来や病棟の情報が毎日集まる場所でした。

誰がどのような病気で入院し どのような処置をうけているか など。

かなりな個人情報が飛び交う場所。

知り合いが入院したら即 耳に入って いろんなことが知れてしまいます。

 

実家のご近所さんが入院する。

でもその方のご家族が周囲に詳しく話さなかったりすると 

そのまたご近所のおばちゃんたちが 私に聞きに来ました。

「あのひと どこが悪くて入院してるの? 何の病気?手術するの? 」などなどなど。

「お話することはできないの」と断ると。

「なんで? ワタシはね 心配だから聞いてるのよ。

ミュウママちゃんは いろいろ知ってるんだろうから 教えてくれてもいいじゃない?」と。

「聞いても ココだけの話にしてくから」と。

「ココだけの話っていうひと(患者さんもね)に限って ココだけじゃないことが多いのよ」と

その頃の看護師長さんがよく言っていました。

「お話してはいけない決まりなので 私からはなにもいえません」と更にお断りしたら。

「ココだけの話にしとくからって言ってるのに なーーーんにも教えてくれなかったよ。

まったく偉そうにねえ」なんて ありとあらゆるご近所さんに振れ回ったのを

それを聞いた違うおばちゃんが私に言ってきました。

「ココだけの話ね あのひとが振れ回ってるわよ」って。

ははは ほんとだ。「ココだけの話」ほど ココだけじゃないんだな と勉強した(苦笑)

私も同じようにならないように とあの頃思ったのだった。

忘れがちでした。

つい口走りってしまいそうな言葉。

私もそうならないように 気をつけようと思います。

 

病院には「必守義務」というのがあります。

患者さんの個人情報 状況は いかなる場合でも漏らしてはいけないのです。

患者さんやご家族が自らお話になるのはいいのですが。

医者や看護師 病院スタッフが勝手に第三者に話すことは してはいけないこと。

偉そうに言わなかったわけではないのです。

 

でもこの「必守義務」って 普段の生活のなかでも大切なんじゃないかって思うんです。

「個人情報」云々 いろいろ厳しくなっています。

けれど SNSなんかで 勝手に写真撮っては 憶測のような文章つけて流しちゃう。

本当は事実ではないのに 真実って 見たひとは思いこんじゃったりする。

間違ったこと流されちゃった人は とても迷惑だし 傷つくし。

知られたくなかったことまで 知られちゃうこともあるでしょう。

あの「ストリートビュー」もどうなのかな? って思ったことありません?

便利なのかもしれないけど。

知らないうちに家の外観とられて ちゃっかり載っけられてる。

いろんな事情があって 家の様子まで知られたくない人だっていると思うのに ね。

 

普段の会話でも 時には口を堅くすること 大切だと思うんです。

親しき仲にも・・・ではないけれど。

いやいや 親しき仲だからこそ 相手を信頼して 心の中を話すこと 話されること あります。

「あなただけに話すのよ」と言ったら 言われたら。

いやいや そう言わなくても 言われなくても。

心のなかにとどめること とても大切だと思います。

特に 家庭の事情や 病気のことなど 繊細なことは 真摯に受け止めて

守ってほしいなって思いますし 守りたいと思います。

私も 心において 気をつけていこうと思います。

 

誰かを傷つけないように。できれば自分も傷をうけないように。

 

このお方はおくちもお堅いし 私を傷つけるようなことは言いません 

え? 心のなかでは?

                                     ゆうら> &%#"&$!

                                                                          ええーーーーーっ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。