シューティングゲームは苦手なんだけど、たまに暇つぶしでファミコンのギャラガをやってる。
単純だけど面白いゲームだと思う。ギャラクシアン程単調じゃないし、ゼビウス以降より複雑じゃない。

実はファミコン自体を買ったのがブームよりかなり遅くて、かつ、実はカセットは買わなかった。中古でディスクシステムを買ってディスクシステムで遊んでいたのだ。
後年試したPC-9801版だと「移植は頑張っている」。ただし、やっぱスムースさはファミコン版の方が上である。98版は色々とカクカクしてるのだ。
16bit機のPC-9801より、8bitのファミコンの方が移植具合は上。
つまり、ファミコンが性能的にはPC-9801を実は上回ってた、ってのが良く分かるエピソードである。

なお、セガのSG-1000にもギャラガは移植されていて、実はファミコン版より早く、当時のセガの目玉であった。
セガは業務用でつながりがあったナムコから直接ライセンスを得て、セガ自ら移植に乗り出したのである。


セガのマシンの性能の低さもあるがカラーも汚いし、こっちもカクカクしてて、言わば当時の「パソコン版」と言うカンジである。
まぁ、でも頑張ってたな、と。
後にPCエンジンでギャラガ88と言う続編が出る。
グラフィックが当時の流行り的に一新されてるんだけど、ゲーム性はあまり変わりない?良く知らんがそうなんじゃないか、多分。


ちなみに、これが後にセガのゲームギアにもギャラガ '91として移植される。


とまぁ、黎明期のシューティングゲームって、今遊ぶにはツラいのが多いが、唯一の例外で息が長い、ってのがこのギャラガなのじゃなかろうか。
自機が敵に捕えられ、それを解放すれば自機がパワーアップする、と言うアイディアは秀悦だ、と今だにおもう。
ギャラクシアン死すともギャラガは死せず、である。