このブログを読んでいた。
何だろ、アサリとズッキーニのリングイーネとは?
いや、リングイーネは知ってるけどさ。スパゲティより幅広のパスタである。平麺状態のブツだ。
ただ、それでもアサリとズッキーニのリングイーネ、ってのは気になるのだ。
そう、意外と僕は料理が好きで、こういう見た事のないパスタは興味を唆る。
レシピ公開してくんないだろうか。
いや、こういうの、味が想像付く人は想像付くんだと思うんだけど。
今回このレシピに於いては全く僕の想像力は役に立たない。
っつーのは僕は実はズッキーニが大嫌いなのだ。っつーか存在そのものが僕を苛立たせてる、って言って過言ではない。個人的には天敵な食材と言って良い。
なんつっても、ズッキーニはカタチと歯ごたえだけあって味が全くしない。存在意義がサッパリ分からん。南米のサルサソースに入ってるのは良く知られたトコだけど、マジでこのズッキーニそのものに別に味があるわけじゃないのだ。
何だこれは。ムカつく。味がしねぇのに食材のフリしてんじゃねーよ、って程アタマに来るのだ(※1)。かつてこんなに憎んだ食材があっただろうか(笑)。
あと名前も嫌。なんだそのイタリアのファシストみてぇな名前は。お前、ヒットラーと組んでたクセに早々と戦線離脱しただろ。みたいに勘違い起こしそうな名前である(※2)。
しかしこのアサリとズッキーニのリングイーネ、写真で見る限り旨そうである。ちょっと食指が動いた。どういう味なんだろ?興味が出たのだ。
※1: 実はこのテの食材で、我々が馴染み過ぎてて抵抗が無くなってるモノに茄子ときゅうりがあるのだ。
最近こっちのブログの方では茄子ときゅうりの収穫記が掲載されている。まぁ、家庭菜園自体は目出度い存在ではあるのだが。実の事言うと、茄子には大した栄養がない。加えるときゅうりの持ってる栄養は、きゅうりを消化するには足りない栄養量で、人間はきゅうりだけ食ってると無事死ぬる、と言う(笑)。両者ともズッキーニと同様に、実際は「何のために存在してるんだか分からん」野菜の代表格と言って良いだろう。両者とも味自体は大した事がないからだ。
(言い換えると、きゅうりダイエット、なるモノは可能だと言う事だろう、女性の皆さん!食ってよし、股に入れてよし、である・謎)
と言うわけで、マトモにきゅうりや茄子を食したい、って言った場合、一番適する調理法は「ぬか漬け」になると思う。味も無い、栄養もない、と言う場合はぬか漬けにするのが一番合理的で、これにより栄養と味や風味を外部から与えるのが正解だ、と言う事になるのだ。
そして、このセオリーが素晴らしいのは、この法則はズッキーニにも活かされるのだ。個人的にはズッキーニの調理法として一番だったのはこの通り「ぬか漬け」だった。ぬか漬けのズッキーニはポリポリして旨い。ウソみたいだった。あれだけズッキーニが嫌いな僕がイケた、んだから多分最強の調理法なんだと思う。
さて、アサリとズッキーニのパスタは如何に?ってのが目下の僕の疑問なのである。
※2: 念の為に言っておくが、イタリアで国家ファシスト党を結成したのはズッキーニ氏ではない。テストでそんな事書いたらバッテン食らうので中学生以降の諸君は真に受けないように。
イタリアで国家ファシスト党を組織したのはムッソリーニ氏、である。ハッキリ言って最後の2文字「ーニ」しか合ってない(笑)。
