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Retro-gaming and so on

ZAVAS

このブログを読んで知った。
三遊亭圓丈と言う落語家が亡くなったらしい。

若い人は知らんだろうが、この人、本業は落語家なのだが、黎明期のパソコンでの圧倒的なゲームファンだった人だ。
なんつったってゲーム好きが嵩じて自らゲーム制作に乗り出すような人だったのだ。
彼の個人サイトでは英語版ドラクエまでやってたんだぜ、と言うような記事さえ載っている。
一方、ファミコンのゲーム制作には関わってないので、そういう意味では知名度はイマイチなのは事実なのだ(乗り出してたら堀井雄二やさくまあきらと同じくらい有名になってたかもしんないが)。

この人が小学館と組んで出したそのRPGがサバッシュ(ZAVAS)である。


ちなみに、何度も言ってるが、僕の家はボンビーだった為、全くPCとかゲームと縁が無かった。
よってこのゲームの事は全く知らなかったのだが、システム的な話をすればこのゲーム、実はPCの傑作RPG、エメラルドドラゴンのプロトタイプ、って言って良いゲームである。
下請けはエメラルドドラゴンを作ったGLODIAが請けている。この当時、GLODIAは会社ではなく、殆ど同人製作集団だったような事が伺える
いずれにせよ、GLODIAはこの、サバッシュで培ったノウハウをエメラルドドラゴンに注ぎ込み、日本のPC界でエメラルドドラゴンをヒット作として送り出したのである。
逆に言うと、(僕のように)当時のPC界隈を良く知らない層から言うと、エメラルドドラゴンで知名度が上がったのがサバッシュだ、と言う言い方が出来るのかもしれない。



もっとも、僕もそのブログの著者と同じく、サバッシュは未プレイである。
いつかやりたい、たぁ思ってはいるんだけどね・・・・・・。

正直、GLODIAの作品は、エメラルドドラゴンを除くとイマイチだし・・・・・・(笑)。

いずれにせよ、エメラルドドラゴンの母体を産み出した三遊亭圓丈師匠のご冥福を祈ろう。

なお、版権が分裂してるエメラルドドラゴンと違い、サバッシュその続編はProjectEGGで現在でも販売している。


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