Racketでの4択クイズのプログラムの作り方を紹介したが。
4択クイズゲーム、と言えば思い出すのが、タイトーからスーパーファミコン用として発売された「ゆうゆのクイズでGO!GO!」ってゲームだ。
今、万難を排してでもやるゲームかどうかは知らん。なんせ、クイズのネタとしても古いしな・・・・・・。
しかし、件の記事を読んでもらえば分かるが、4択クイズのアルゴリズム自体は至極簡単なモノだ。従って、スーファミ用ソフトとは言っても、原理的にはあのプログラム以上ではない。
言い換えると、このくらいのゲームだったら、理論的には貴方でも充分スーファミソフトをプログラミング出来た、って事になる。理論的には、な。
このテのソフトを作るのに、難しいのはグラフィックやサウンドではない。いや、それはそうなんだけど、ソースコードを見た人なら分かるだろう。プログラム本体より問題のデータベースの方が大きいんだ(笑)。例として搭載した問題はアッチコッチの4択クイズサイトから引っ張ってきたモンだが、102問しかない。102問であの量なんだ(笑)。
元々アーケードゲームとして生まれた「ゆうゆのクイズでGO!GO!」、Wikipediaに依ると、問題搭載量が7,000問。これをシコシコ1人でタイピングする、なんつーのはマジ気の遠くなる数だ(ぶっちゃけ、100問ちょっとでもヤケクソだった・笑)。
そう、このテのプログラムが大変なのは「プログラムをする事」じゃない。「データベースを作る」事なんだ。
そう考えると、ぶっちゃけ、最初「ゆうゆのクイズでGO!GO!」を見た時には「タイトーも地味なゲーム作るよな」とか思ったモンだが、自分で4択クイズプログラムを作ると「大変なのに良く頑張ったよな」とか意見が180度変わる(笑)。いや、ホント、データベース作りが一番大変なんだっての(笑)。
なお、「ゆうゆ」とは岩井由紀子さん、との事でアイドルのようだが、全く知らん。アイドルキョーミなかったからなぁ。
なんかアレだよな、80年代〜90年代活躍した女って眉毛が太いよな(笑)。陰毛の濃さを連想させる顔だ。いや、陰毛が濃い女は嫌いじゃねぇが俺の性癖は取り敢えず置いておく(謎
まぁ、いずれにせよ、別に岩井由紀子さんのファンだったわけでも何でもねぇ。何故か買っちまったゲームであり、「クッソ地味だ」とか長年思っていたけど、自分で似たようなプログラムを書いたら「作るの大変なんだな」と実感したゲームだ、って事だ。
もし貴方が、中古でこのゲームを入手して遊ぶ機会があったとすれば、是非とも裏にあるアルゴリズムと、「7,000問もタイピングした」タイトー社員に思いを馳せて欲しい、って話だ。
ま、今じゃタイトーも無くなっちゃったけどな。
兵どもも夢の跡、だ。