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Retro-gaming and so on

goo blogのタグの意味がわからない

なんか記事が80件超えて、ずーっと「日記」として分類してたんだけど、このままじゃ整理が出来なくなるな、って事で断腸の思いでカテゴリ分けする事にした。

断腸の思いで、だ。

しっかし、「カテゴリ分類」なんざ久しぶりに見た。こんなの時代遅れのクソシステムである。
黎明期のYahoo!かよ。
こんな時代遅れのシステムを実装してるのがgoo blogなのだ。
なんだ、ここ、いつ出来たんだ?

通常、例えばブログを日記として書く場合、書いてる内容の「ネタ」ってのが二重、三重になることがある。
例えばイタメシの話を書こうとして、たまには定番のパスタの話を書こうとした。で、麺類に思いを馳せるとそーいやぁ麺類は中国がオリジンだったりしたなぁ、とか思い出して、中華と麺のウンチクをついつい書いてしまった。そう言えば和食のうどんも麺類だし、うどんをイタリアン風のソースで食べても美味しいんだよ〜♪とか書きたくなってきた。
結果、一つの記事にネタが二個も三個も入る、なんて事になってしまった。良くある事である。所詮元々は日記。他人に読ませる「キチンとした」モノになるたぁ限らないのだ。
さて、この記事を・・・・カテゴリ分け出来るのか?イタメシであり、麺類の話であり、中華であり、和食である。・・・・「出来ない」のだ。
この筆者が悪いのか?違う。そもそも整理のやり方で「分類」と言う考え方が間違っている、のだ。黎明期のYahoo!のように。
ここに気づいたヤツが「タグ」と言うものを発明した。2000年代中盤〜後半にかけて、である。記事を「あるカテゴリに分類する」のではなく、「キーワードをタグとして、記事にペタペタ貼る」。それによって、キーワードによって内容をあたかも「分けた」ように見せかけるのだ。あくまで「見せかける」だけである。しかしこれは極めて有効な手法だったのだ。

goo blogの場合、タグはブログで言うタグではない、のだ。根本的に発想が間違っている。あるいは「おかしなタグを持ってきてる」。

goo blogのタグは分類の為のタグではない。単にSNS系(例えばtwitter)のタグであって、ブログの為のタグではない。そして例えばTwitterなんかはマイクロブログ、等と呼称されたりするが、実態はチャットに近い。チャットで発言した内容同士を関連付ける為のモノがこのテのタグである。しかしこんなタグはブログには役立たないのだ。
goo blogはどちらかと言うと、全く関連の無いブログ同士をタグで関連付ける為だけに・・・要するに、目的としては、かなりゲスな目的の為にこのSNS系のタグを付けたのだ。goo blogをSNS化したい?ハッキリ言うけど、そんな無駄な事をするんだったら最初からSNSを開発すべきである。そして、全く関係のない他者が書いたブログ同士を関連付けたいのなら、古き良きトラックバックで充分なのである。あるいは、編集トップでRSSで欲しい「タグ」を持ってるブログ記事を引っ張ってこれれば充分だろう。

つまり、goo blogでは、タグは記事を書いた者の「宣伝目的」の為に付けられる事になってしまう。結果、タグを付ければ付ける程、一個の記事は拡散可能となる・・・だからこそ「付けられるタグは10個まで」と言う制限が加えられるわけだ。
フツーのブログではタグの個数に制限なんぞない。何故ならフツーのブログではあくまでタグは「記事の分類の為のもの」だからだ。

goo blogはハッキリ言って、設計思想が何だか良く分からん。
正直言うと、ここを見る度、どこぞのオッサン(NTTのお偉いさん?)がクッソ古いblogのシステムを、

「☓☓が流行りみたいだからさ〜、△△ちゃん、お願いだよ〜。ちょこっと。ちょこっと実装してくれたらボーナス上げるからさ〜。」

みたいに部下のプログラマに頼んで無理矢理いびつな実装をさせて、恥知らずにアドホックな塊にしてる、と言う醜い光景がアタマに浮かんできては離れないのだ。
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