この本。
塩野七生さんというイタリア在住の女流作家のお書きになった、中世からルネサンス期にかけてのイタリアを舞台にした九編の恋の物語なんです。
そして。
この短編小説の中の「エメラルド色の海」という物語。
ものすごーくものすごーく、素敵なの‼️
キャンディキャンディが好きな方に読んで欲しくてブログに載せました❤️
絶対‼️絶対‼️好きになっていただけるハズ‼️
キャンディキャンディより、ちょっと大人な物語ですが、泣きたくなるような、でもキューンとせつなくなるような素敵なお話です。
あまり詳しく話しちゃうといけないのだけど、読んでいただきたいので、ちらっとその序盤のストーリーを紹介いたします🍀
昔、世界史で習った地中海世界の「レパントの海戦」そこがこの物語の舞台。
もっと勉強しておくべきだった~💧
事件は、1559年。
舞台は、地中海に面する小国サヴォイア公国。
当時最強のトルコ軍の海賊にサヴォイア公国が襲われて、あっけなく敗北。
そして、難題をふっかけられるの。
その難題の中に。
トルコの海賊の首領とサヴォイア公妃を面会?させろ、って言われるものがあって。
海賊ふぜいに公妃を会わせるなんて、とんでもない申し出なんだけど、トルコの軍事力の前には、従わざるを得なくて。
そこで、公妃の代わりにピアンカリエリ伯爵夫人がトルコの軍を率いるウルグ.アリという海賊と会うことになるの。
そこから、物語が素敵になっていくの~♥️
これ以上話すとあらすじを全て話しちゃうことになるからやめるけど、海賊ウルグ.アリが超いい男な上、ピアンカリエリ伯爵夫人もヘナヘナの女性でなくてかっこいい。
そんな二人の恋の物語は、くらくらするようなロマンチックなお話。
あ~♥️
地中海、行きたい‼️
海賊と恋がしたい‼️(笑)
そんな気持ちにさせてくれる物語です。
30分もあれば、読めちゃう長さ。
ウサウサした時、時間がある時に読んでみて欲しいです。
で、感想を教えてもらえたらうれしいです❤️