今日の出来事

一生懸命に毎日を生きる子どもの姿。そして、そんな子ども達に寄り添う、先生たちの思いを綴ります。

お昼寝

2007年06月09日 | 今日の出来事

 同じくらいの月齢の子供でも、睡眠時間は個々それぞれ違います。長い時間お昼寝しなくても平気な子供や、とにかくたっぷりと睡眠時間を確保しなければならない子供と様々です。

 登園する時間帯は眠くなりつつある○○くんは、まず最初に一回目のお昼寝(お散歩前に)を30分~1時間くらいします。散歩へ出かけるために先生に起こされるのですが、「ええーーー、もう起きる時間なの…。」と眠気まなこ…。散歩から帰り、食事が済むとまた睡魔がやってきて「先生ーー、寝かせてよ…(泣)!」と訴え始めるのです。そしておやつの始まる時間まで3時間以上の二度目のお昼寝に入るのですが、その寝顔は満足そのもの!

 おやつが終わり、遊びの時間になりますが、たっぷりと睡眠を確保した○○くんは活動開始!自分の好きなおもちゃを選んでみたり、マイブームのつかまり立ちをしながら得意満面の表情を見せたり。…が、それも束の間、また4時を過ぎる頃睡魔が襲ってくるのです。「先生ー、また眠たくなってきた。どうにかして~!!!」と泣き始め、そして三度目のお昼寝タイムになるのでした。

 子供によってお昼寝の時間(長さ)や睡眠の質(眠りが浅かったり、熟睡できたり)は様々ですが、やはりできるだけ保育者(ご両親や保育士など)がしっかりと眠れる環境を整えてあげると、起きてからとても機嫌よく遊べるようになります。

 「家ではあまり寝ないんです…。」とおっしゃる方もいらっしゃいます。保育園に通っている平日は、ある程度しっかりとお昼寝しているお子さんが、お休みの日になると日中あまり長い間昼寝をしていないという事がよくありますが、子供にとって睡眠は体を休めると同時に体を作ることにもつながりますので、昼間も子供任せにしないで、昼寝をできる環境を作っていくことが大切だと思います。

 保育園では、子供の睡眠の特徴をとらえて、十分な睡眠が確保できるように努めています。