今日の出来事

一生懸命に毎日を生きる子どもの姿。そして、そんな子ども達に寄り添う、先生たちの思いを綴ります。

インフルエンザ

2016年01月29日 | 健康・病気
 1月に入り、本来の寒さがやってきました。先月までは暖かかったのでインフルエンザについての報道も少なかったですが、例年よりやや遅れて、今現在インフルエンザが全国的に流行り始めているようです。

 練馬区のホームページにもこのような記事が掲載されていますので、ご覧ください。

 予防接種をしてインフルエンザ対策をするのはとても大切ですが、接種していても罹ってしまう時は罹ってしまいますし、接種していなくても罹らない時は罹りません。

 この違いは何かというと、こまめな手洗いやうがいをすることで体内にウィルスを入れないことです。その他として「体の免疫力」「体力」といったものも大きく影響します。十分な体力や抵抗力があり、睡眠や栄養をしっかりと摂ることにより体の免疫力を高め、体内にインフルエンザのウィルスが入ったとしてもインフルエンザを発症を防ぐことができます。

 私事ですが、インフルエンザの予防接種はしたことがありません。保育園で子供達と一緒に過ごしていて、誰かがインフルエンザに罹っても毎年全く平気なのです。

 ただ1度だけ罹ったことがあります。今から考えると、その時は忙しくかなり疲れていました。そんな時、夜寝ていた時に急に寒気がして体の異変を感じたので、すぐに体温を計ってみるとすでに40℃に。「これはインフルエンザだ」と思い、救急外来に行って検査をすると、やはり陽性反応が出ました。

 そしてまたあるときは、保育園でインフルエンザが流行り、職員ほぼ全てインフルエンザに罹ってしまった時がありました。…が、私はインフルエンザには罹らなかったのです(笑)。

 予防接種も大切ですが、日々のうがい・手洗い、そしてしっかりと栄養のあるバランスのとれた食事を食べ、十分な睡眠を心掛けるだけでも違うと思うのです。


電池交換

2016年01月28日 | 今日の出来事
 朝、保育室に入ると○○ちゃんがおもちゃの入った手提げかばんを持ちながら私の所へやってきて、「せんせい~、これね、でんちがなくてうごかないの。ほらみて!(…といいながら、かばんの中に入っていたおもちゃを取り出しボタンを押すのです。)」と持ってきました。

 「見せて?」と言いながらスイッチを入れたり、あちこちのボタンを押したものの音が鳴りません。「電池がなくなっちゃったんだね。交換するね。」と伝えると「待ってました!」とばかりに大きくうなずき、私が電池やドライバーを持ってくる様子とじーっくりと観察。

 そして目の前でドライバーでねじをはずす様子をワクワクしながら眺めているのでした。

 …が、電池を交換したもののスイッチを入れても音が鳴らず、「壊れちゃったのかもしれないね…。電池を交換したけれど、鳴らないんだ…。」というとちょっと残念そうにしながらも「うん…。」と言いながらそのおもちゃを大切そうに抱えて遊び始めました。

 しばらく朝の子供達の様子をチェックしていると、○○ちゃんが大きな声で「せんせーーー!ほら!!おとがなったよ💛」と報告しに来てくれました。「どれどれ?鳴らしてみて?」「ほら!(…といって、ボタンを押すと音がでました!)」「本当だ!良かったね💛 どうやって鳴ったの?」と聞くと、「ごろごろしたら鳴ったの!」というのです。

 球体のおもちゃなので、どうやらそれをボールのように転がしたら偶然にも何かの接触がはまって音がでたようです。

 朝から音が鳴らなかったので「△△先生(私)が来たら直してもらってね。」と他の先生に言われていたようです。そして私が来るのを待ち構えていて、来たと同時に早く直してもらいたくて駆け寄ってきた○○ちゃん。

 そしてどうやって電池交換をするのか興味津々。そしてその様子を見ているのもワクワクだったようです。「どうしてなんだろう?」と知りたい気持ちが大事なので、電池交換している様子も全部見てもらいました。

 

連絡帳

2016年01月19日 | 今日の出来事
 いつも育児や家事、仕事で忙しい中、お母様方(時にはお父様が書いてくださる方もいらっしゃいます)はお子さんのおうちでの様子を連絡帳に書いていただいておりますが、それを拝見することによって日々の保育にとっても役立つのです。

 私達は日々の保育で毎日記入しているのであまり臆することなく書けるのですが、忙しくて連絡帳を書く時間を作るのが難しかったり、「何を書いたらいいかな?」と書くことに慣れていらっしゃらない方もいるかと思いますが、それでも皆さん書いていただいていることに頭が下がる思いですし感謝しております。

 「おうちでも保育園と同じ姿を見せているんだなぁ」とわかると、「=おうちと同じように保育園生活を過ごしている」という事にもなるので私達も安心します。
 また「昨日、おうちでこんなことがあったんだ~」と微笑ましく拝見したり、時には「おもしろい!」と笑ってしまうこともあります。

 お母さまによっては「先生に聞いてほしいな…」と「お母様と先生の連絡帳」になっていた方も(以前に)いらっしゃいました(笑)。仕事と育児、家事に追われて、自分の時間がなかなか持てないことにストレスを感じることもあるけれど、そんなことをその連絡帳に書いて次の日に先生からコメントをもらうことでとてもホッとしたり、愚痴を聞いてもらってスッキリ!という形で使っていらっしゃった方もいます。

 どんな形でも構いませんよ。「うちの子は、こんなに可愛いんです~💛」とかでもいいですし、ちょっと先生達に聞いてほしいことを連絡帳にぶつけてみて気持ちをスッキリさせる…っていうのもいいと思います(ストレスをため込む方が体に良くないですから)。

 そしてお子さんが大きくなった時にそれを読むと「こんなに想っていてくれたんだ」「こんな風に一生懸命に育ててくれたんだ」って感謝の念が一層わいてくるんだと思います。

 ちなみに先程のお母さまは、卒園した今でも同じ連絡帳を使って毎日書いているそうです(連絡帳がなくなると、保育園に買いにいらっしゃるんですよ💛)

 

号令

2016年01月13日 | 今日の出来事
 1歳児と2歳児は朝の会が終わると散歩へ行く前に牛乳を飲んでから出かけます。

 いつもは、2歳児のお友達が「よーいは、いいですか~?」と号令をかけた後、みんなで「いーですよ~!」「おててをポン!いただきます‼」と言って挨拶をしてから飲み始めます。

 今日は、2歳児が少し遠い公園まで遊びに行くために早めに出かけたので、1歳児だけで牛乳を飲みむことに。

 ○○くんが張り切って号令を掛けてくれることになったのですが…。

 「よーいはいいですか?」と甲高い声で一生懸命に言ってくれているのですが、(文章にすると)「よーーーーいは…」と伸ばしすぎるあまり、いつもとテンポが違ってお友達は合わせにくく、いつ「いいですよ~」と答えていいかタイミングがつかめずバラバラ&私達は大笑い。

 「○○くん、もう一度お願いします。」と頼むと、また張り切って
 
 ○○くん:「よーーーーいは……。」

 お友達は:「……(どうやってタイミングをつかんだらいいか…)」

 …というわけで、私達がちょっと言葉を添えながらみんなで「おててをポン!いただきます‼」と挨拶することができました。

 それにしても○○くんの号令に朝からひと笑いさせてもらいました!

日々、成長しています。

2016年01月07日 | 今日の出来事
 来年度の入園を考えていらっしゃる方のための去年の10月から見学会を週1回行っています。

 今日がその日だったのですが、保育園の概略をお話した後に部屋の中をご覧いただきました。

 ちょうど子供達のおやつタイムだったのですが、早く食べ終わった○○ちゃんと◎◎くんが部屋で遊び始めました。そして2人はその方達の輪の中に入ってきて、見上げながらニヤニヤと笑いかけていました。

 「自分を見てほしいアピール」なんだろうなぁと思いながら、その方達とお話していたのですが、輪の中に入ったままなんだか嬉しそうな2人。

 「今日のおやつ何だった?」と○○ちゃんに聞くと「…と、ヨーグルトとご飯!」という返事が返ってきました。その隣で◎◎くんは「うん、うん(そんな、おやつだった)」とばかりに頷いていました。

 そしてその方達が廊下へ出ようとすると、2人はバイバイと手を振ってお見送りしておりました。

 考えてみれば、◎◎くんがそんな姿を見せるんだなぁと成長を感じました。◎◎くんの「心の成長」です。今までだったら、初めていらっしゃる方がいても遠巻きに見ていてそばに行こうとはしなかったのですが、初めての方の輪の中に臆することなく入ってくるんですものね。

 子供は日々成長しています💛