今日の出来事

一生懸命に毎日を生きる子どもの姿。そして、そんな子ども達に寄り添う、先生たちの思いを綴ります。

医師の助言

2007年08月30日 | 今日の出来事

 7月は涼しい日が多く、「こんなに涼しいと今年の夏は冷夏なのかな…?」と思っていたのですが、8月にはいった途端に照りつける太陽が暑く、猛暑日が続きました。子供達の水遊びもとても気持ち良さそうだったのですが…、中旬あたりから下痢の風邪、そして手足口病が流行ってしまいました。

 下痢の風邪が治るまで例年かなり時間がかかるのです。今回の下痢もそうでした。お医者さんによっては、「薬で抑えないで、出しちゃった方がいいからね~」また「保育園に行っても大丈夫だよ」とおっしゃる方がいらっしゃるのですが、保育園側にすると下痢も風邪の一種なので、そこにはウィルスがともなうわけであり、お医者さんが「大丈夫」とおっしゃってもやはり集団生活の中ではうつってしまいます。(保育士からするともう少し慎重にしていただきたいな…というのが本音です。健康だったお子さんにうつしてしまうからです。)そして、下痢の風邪に罹ってしまうと、治るまでに時間がかかってしまうのです。確かに薬で抑えないでお腹の中の菌を出してしまうことは重要だと思います。(お医者さんによっては、整腸剤を処方してくれる方もいらっしゃいますね。)

 保護者の方からすると「お医者さんが保育園に行っても大丈夫!」と言われれば、「登園しても大丈夫だ!」と思いますよね。…でも、必ずと言っていいほど他のお子さんにどんどんと感染していってしまうので、集団生活ということを考慮して、医師として助言をしてもらえたらと思うのです…。