今日の出来事

一生懸命に毎日を生きる子どもの姿。そして、そんな子ども達に寄り添う、先生たちの思いを綴ります。

育児は…

2017年12月07日 | 子育て支援
 朝日デジタルにこのような記事を見つけました。

 育児をしていると「こんな時はどうすればいいんだろう」「色々な育児雑誌やネットで調べると〇〇と書いてあるけれど…」と悩むことが多々ありますよね。

 今はインターネットという便利なものがあるし、困った時はついつい検索してみることも多いですよね。でも調べてみたらサイトによって様々な意見があり、「どれが本当なの?」と余計にわからなくなってしまうこともしばしばだと思います。

 この朝日デジタルにもあるように、正しい情報の見極め方が難しいと思います。ここにあるようにこの情報の信憑性だったり、閲覧数を増やす為のものだったり、偏った情報だったり…。

 時には、自分の答えは出ているのですがその答えが正しいんだと確認するために自分の都合のいい情報を見つけて、「やっぱり私の考えは間違っていなかったんだ」と確信を得るために検索することもあるかと思います。

 育児って、正解!不正解!というものではないんです。どれも正しいですし、間違っていないのです。情報だけにとらわれ過ぎてしまうと、自分自身の子育ての軸がぶれてしまう恐れがあります。

 子育ては「1+1=2」というように答えが出るものではないですし、答えを出す必要もないのです。「1+1」が「3」でも「4」にでもなるものです。

 「我が子が大人になった時にどのような大人になってほしいか」を考えた時にその成長過程でどう育てていこうかな…と見えてくるものがあると思います。それが我が子に対する育児の軸となります。

 お友達の子どもと比べる必要は全くありませんし、「〇〇の△△ちゃんは、こんなお稽古事を始めた」という話を聞いて不安になる必要はありません。一人一人性別、性格、好きな事、得意な事…全て違うのです。比べても全く意味がないですし、比べて同じことをしたところでぐんぐんと成長するかと言ったらそうではありません。逆に個性が失われてしまいます。

 まずは、目の前にいる我が子に向き合いながら愛情を注ぎ、我が子の性格や好きな物、得意な事はなんだろう?と見ていけばいいのではないかと思います。

 現代社会では情報が多すぎてそれに振り回されそうになりますが、情報だけに惑わされず、まずは目の前にいる可愛い我が子と接しながらどうやって育児をしていこうか…と楽しんで子育てできればそれでいいんだと思います。

 この時期は、本当に短いものです。日々、育児に追われると自分の時間が欲しいと思う時もあり一人になってゆっくり・のんびりとしたい時もあると思います。でもこの短い時期を楽しんでほしいと思います。

 少しでも悩んだり困ったりしたときには、遠慮せずに私達職員に声を掛けてください!いつでもお話をお聞きしますよ♬