今日も、普段とさほど変わらぬ風景の保育室。
おやつが終わって、あとはそれぞれの帰宅時間まで、それぞれが好きな遊び。
部屋にはおもちゃがいっぱい出ています。
そんな子ども達の合間を縫って、納戸に荷物を取りに行こうとした時のこと。
「…なーい!」
声の主を見ると、また。
「とどかなーい!」
男の子が、窓に張り付いてジャンプしています。
片手をめいっぱい伸ばして。
伸ばした手の先には、色画用紙で作られた装飾。
ギリギリ届きません。
「抱っこしよっか?ほれ!」
「わぁ!でんしゃ!」
「ママとのるの!」
「新幹線は?」
「ママとのるの!」
「じゃぁ、これは?」
「これのれないよ!」
「何で?」
「ここのれないもん!」
ショベルカーには乗れないみたい。
あぁ、後部座席が無いからか…
「じゃあ、これ!」
「これものれないでしょ!」
「何で?」
「ここいっぱいのってるでしょ!」
ダンプの場合は乗るとしたら荷台だからダメなんだって。
ふむふむ。
同じ席にママと乗れる乗り物と、僕は運転席でママは後ろの車があるみたい。
どういうきまりなのかな?
でもそういうきまりに従うと、ショベルカーやダンプはダメなんだね。
救急車。
これにはママも乗れるみたい。
「でもさ、救急車はケガした人が乗るやつだから、ママあまり乗りたくないんじゃない?」
「えー、○○うんてんするの!」
「ん?○○が運転するの?」
「んー」
首を傾げてそう言う顔は、少し照れくさそう。
「そっかぁ、ママ大好きなんだね?」
「うん!」
そう言う顔は、とても嬉しそうでした。
おやつが終わって、あとはそれぞれの帰宅時間まで、それぞれが好きな遊び。
部屋にはおもちゃがいっぱい出ています。
そんな子ども達の合間を縫って、納戸に荷物を取りに行こうとした時のこと。
「…なーい!」
声の主を見ると、また。
「とどかなーい!」
男の子が、窓に張り付いてジャンプしています。
片手をめいっぱい伸ばして。
伸ばした手の先には、色画用紙で作られた装飾。
ギリギリ届きません。
「抱っこしよっか?ほれ!」
「わぁ!でんしゃ!」
「ママとのるの!」
「新幹線は?」
「ママとのるの!」
「じゃぁ、これは?」
「これのれないよ!」
「何で?」
「ここのれないもん!」
ショベルカーには乗れないみたい。
あぁ、後部座席が無いからか…
「じゃあ、これ!」
「これものれないでしょ!」
「何で?」
「ここいっぱいのってるでしょ!」
ダンプの場合は乗るとしたら荷台だからダメなんだって。
ふむふむ。
同じ席にママと乗れる乗り物と、僕は運転席でママは後ろの車があるみたい。
どういうきまりなのかな?
でもそういうきまりに従うと、ショベルカーやダンプはダメなんだね。
救急車。
これにはママも乗れるみたい。
「でもさ、救急車はケガした人が乗るやつだから、ママあまり乗りたくないんじゃない?」
「えー、○○うんてんするの!」
「ん?○○が運転するの?」
「んー」
首を傾げてそう言う顔は、少し照れくさそう。
「そっかぁ、ママ大好きなんだね?」
「うん!」
そう言う顔は、とても嬉しそうでした。