こんにちは、本田です。
時間が経つのは早いもので、先月のことになりますがカンボジアの世界遺産、アンコール遺跡群を訪れてきました。丁度1年前も同じ時期に訪れていますので1年ぶりになります。
世界遺産って行ってみるとガッカリな場所もあったりしますが、アンコール遺跡群は期待を裏切りません。
訪れたのは関東地方に2度目の大雪が降った4日後、成田空港出発時の気温は摂氏1℃、アンコール遺跡群見学の拠点となるカンボジアのシェムリアップ空港到着時の気温は摂氏30℃(夕方17時頃)。気温差大きすぎですね。
カンボジアは1年中暑いのですが、11月~3月は乾季となり、その中でも1月と2月は割と気温も低く(それでも暑いですが)、観光で訪れるにはベストシーズンと言われています。そのおかげでこの時期はアンコール遺跡を一目見ようと世界中から観光客がこの小さな街を訪れています。
因みにシェムリアップを訪れる観光客の数は、数年前までは1位は日本人でしたが、現在は仁川~シェムリアップの直行便ができた関係からか韓国人が1位、2位は圧倒的な数で世界中を席巻中の中国人、そして3位は日本人だそうで、その後にフランス人などの欧米人が続くそうです。
それでは少し写真でご紹介しましょう。
今回宿泊したホテルはアンコール・センチュリーホテル。
4つ星レベルのリゾートホテルですが、アンコール遺跡のゲートまでバスで10分、徒歩5分でラッキーマートというスーパーもあり、規模も程よい大きさで使いやすいホテルです。
人気のタ・プローム寺院。ジャヤヴァルマン7世が母の為に建立した寺院ですが、ここのポイントはスポアン(ガシュマロ)の根が遺跡に絡みつく姿です。
記念写真を撮ろうと混雑しています。
続いて赤い砂岩で造られたバンテアイ・スレイ。女の砦という意味があるそうです。
ここの見どころは繊細なレリーフ。
ここも混雑していますね。
そして小説家アンドレ・マルローが持ち出そうとした程美しい「東洋のモナリザ」といわれるデバダー(女神)像。現在は遺跡保護の為にロープが張られていますので近寄れえませんので、是非双眼鏡をお持ちになると良いでしょう。写真を撮りたい方は望遠持参で。。
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※ピンボケですみません。
続いて、郊外にある「花束の池」という意味の遺跡・ベンメリア。ここは宮崎駿監督の「天空の城・ラピュタ」のモデルになったとかならなかったとか。ポルポトの拠点だったことから崩壊が進んでおり、石材がゴロゴロ。この様子を見ると確かにラピュタのような。。。
スポアンの根がまるで小包のように石材を縛り付けています。
アンコール遺跡群のメインの一つ、アンコール・トムのバイヨン寺院。さすがに混んでますね~。
よく写真に出ている観音菩薩のお顔の前はこの通り人だかり
バイヨン寺院は光線の関係で午前中に訪れることが一般的ですが、写真を撮るよりもレリーフをじっくり見たい方は午後に訪れるとガラガラでお勧めです。
さあ、アンコール遺跡群のメインであるアンコール・ワットに出掛けましょう。日の出を見る為にまだ真っ暗な5時40分にホテルを出発。撮影ポイントの池に着くと、だんだん明るくなってきました。
このシルエット、堪りません。観光客の数も堪りません。
池には可愛らしい睡蓮が咲いていました。
そして、、、日の出(2月下旬で6時50分頃)。
何だかありがたい気持ちになってくることが不思議ですね。
アンコール・ワットの回廊には「乳海撹拌」「天国と地獄」「マハーバーラタとラーマーヤナ」など有名な彫刻が施されていますが、私が気になったのはこの1コマ。軍隊が行進している場面ですが、何人か明後日の方を見ています。どこの組織にもそのような人がいるもんだなと可笑しくなりました。
回廊見学もやっぱり人、人、人、
アンコール・ワットの見学は日の出の時間帯と光線の関係から午後の時間帯に観光客が集中しますので、レリーフをじっくり見学したい方は午前中訪れても良いかもしれません。
さて、最後に私個人的に気に入っている遺跡の一つ、プリヤ・カン寺院。「聖なる剣」という意味があります。観光客も少なく、ゆったりと見学することができます。
アプサラ(天女)のレリーフも見事ですね。
回廊の中心部分には警備員がいて、観光客が来ると親切に撮影指導をしてくれることがありますが、後でチップを要求されることがあります。まあ、少額ですのでそれでお互いにハッピーであればそれも良いのかもしれません。因みに壁の穴にはかつて宝石が埋め込まれていたとか...。
駆け足でご紹介しましたが、現地はこれから10月迄雨季を迎えます。雨季というと日本の梅雨をイメージされる方も多いのですが、1日中降り続くわけではなく夕方に短時間のスコールがある程度ですので、暑さだけ覚悟して行けば乾季と違って緑も多く(ガイドブックの写真は雨季に撮影されていることが多いです。)、観光客も少なく狙い目だと思います。
遺跡見学だけでなく、リゾートとしても楽しめるカンボジアのシェムリアップを一度訪れてみてください。
それでは、また
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